A4CSEL for
Earthworks

造成工事特有の条件・制約に対応させ深化
A4CSELは、これまでに複数のダム現場で実績を積み、
成瀬ダム堤体打設工事の堤体CSG打設では、10数台の自動化建設機械が昼夜連続で施工を行いました。
さらに、山岳トンネル工事においても切羽における6つの作業の自動化・遠隔化に成功、「A4CSEL for Tunnel」を完成させました。
そして、2024年度にはA4CSELを造成工事現場に適用。
造成工事特有の条件や制約に対応できるシステムに深化させました。

造成工事でのA4CSELの施工イメージ
ダム工事から造成工事へのチャレンジ
A4CSELを最初にダム工事に適用した理由は、繰り返しの作業が多いこと、また、用いられる材料の品質が均一であること等があります。ダム工事で実績を積んだA4CSELは、次なる工種として、大量の土を動かす造成工事への適用を目指しますが、造成工事では、現場の状況が都度変わるため、ダム工事と類似の作業でも、工事進捗や場所ごとに変化する複雑な地形や材料、高低差への対応が課題となりました。
造成工事への最初の適用は「岡崎市阿知和地区工業団地造成事業」。自動化改造した振動ローラ2台を導入しました。工事範囲が複雑な形状であっても、その形状にあった走行レーン割を可能とした施工計画システムを開発。日々変化する現場条件に合わせて最適な施工計画を自動で作成し、高低差にも対応しました。

岡崎市阿知和地区工業団地造成事業において自動で転圧を行う自動振動ローラ
造成工事特有の制約・条件に対応した
新機種を開発し、4機種を連携
造成工事の盛土作業は、積込み、運搬、敷均し、転圧の4つの作業で構成されます。生産性向上を図るためには、自動化施工が可能な作業を増やすことが重要です。
A4CSELがダム工事で培ってきた、自動ブルドーザによる敷均し、自動振動ローラによる転圧といった自動化施工技術は造成工事においても活かせます。鹿島では、その2つの作業に加えて、自動バックホウによる積込みと、造成工事の仮設道路を走行できる自動アーティキュレートダンプトラック※による運搬を加えることで、盛土作業を構成する一連の作業の自動化に成功しました。造成工事における4種の自動化建設機械の連携を実現し、実現場への導入を進めています。
※A4CSELがダムで導入しているリジッドダンプトラックに比べ、中折れ機構のため、より悪路の走行、小範囲での旋回が可能

自動バックホウによる自動アーティキュレートダンプへの積込み





