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緑化機能を有する法面浸食防止材
「MAK.シード®

被膜による短期的浸食防止と緑化による法面保護を同時施工

造成工事における法面保護工として種子や基材吹付による緑化工法が適用されますが、種子が発芽し、根付くまでに高強度降雨に晒されると、洗堀による法面浸食や種子の流出が発生する懸念があります。その対策として、植生シート・マットを用いた緑化工法も存在していますが、法面における人力敷設の作業安全性やシート等の樹脂製材料が長期的に環境中に残存すること等の課題があります。

そこで、鹿島は既存の生分解性法面保護材(粉じん飛散防止材「MAKフォーマー®.20」)に緑化機能を付与することで、短期・長期的な法面保護を実現するとともに、作業安全性が高く環境負荷の小さい法面緑化技術「MAK.シード」を開発しました。

特許出願中

図版:MAK.シードを散布した盛土法面

MAK.シードを散布した盛土法面

キーワード
被膜、法面保護、浸食防止、緑化、作業安全性、環境負荷低減
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施工手順

MAK.シードの作液と調合

1. MAKフォーマー.20の材料(A材、B材)と水を混合し、母材を作液する。

図版:母材(MAKフォーマー.20)の作液

母材(MAKフォーマー.20)の作液

2. 母材に肥料と種子を混合し、MAK.シードを調合する。

図版:MAK.シードの調合

MAK.シードの調合

MAK.シードの散布

ハイドロシーダー、エンジンポンプ等を用いて、法面にMAK.シードを散布する。1~2日程度の養生期間で地盤表面に被膜が形成される。

図版:MAK.シードの散布

MAK.シードの散布

図版:散布から24時間経過後の法面と形成された被膜

散布から24時間経過後の法面と形成された被膜

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特長・メリットココがポイント

法面保護と緑化を同時施工

  • MAK.シードの散布により法面保護工と緑化工を同時に施工可能
  • 散布後、24~48時間程度で被膜が形成され、降雨に対する浸食防止効果を発揮
  • 散布後、約3か月で緑化による法面保護を実現
  • 現場の気候条件に合わせて、種子配合や肥料を調合することが可能

図版:MAK.シードを散布した法面の様子

MAK.シードを散布した法面の様子

安全性が高く、環境負荷が低い

  • 被膜(MAKフォーマー.20)は有害性が低い食品添加物で構成され、環境負荷が低い
  • 被膜は生分解性であり、石油系の樹脂材料が環境中に残存することがない

生育状況

法面浸食防止と緑化を両立

  • 散布後1か月後までに数回の降雨があったが、浸食による雨裂や崩落は見られない
  • 散布後2か月程度経過した後から種子が発芽、生育している。散布後3か月程度で法面全面が植被されている

図版:散布直後

散布直後

図版:散布後2週間経過

散布後2週間経過

図版:散布後1か月経過

散布後1か月経過

図版:散布後2か月経過

散布後2か月経過

図版:散布後3か月経過

散布後3か月経過

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適用実績

図版:種子島宇宙センター衛星系エリア新設道路 A・B路線盛土法面

種子島宇宙センター衛星系エリア
新設道路 A・B路線盛土法面

場所:鹿児島県南種子町

竣工年:2023年9月(予定)

発注者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

規模:MAK.シード散布法面48,000m2

学会論文発表実績

  • 「緑化機能を有する法面浸食防止技術の開発」,土木学会,第77回年次学術講演会,2022年

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