交通シミュレーションシステム
「REST®」
車両の挙動・交通状況を動的に再現・シミュレート
再開発等に伴う道路交通計画、工事中の交通影響等を定量的に評価
「REST(レスト):Realistic Evaluation System of Transportation」は、車両の挙動を交通工学に基づき解析し、交通状況を動的に再現することにより、道路・交通計画や工事による道路占用などの影響を評価する交通シミュレーションシステムです。
交差点単体での渋滞状況のみならず、複数の交差点を含む道路ネットワークとして評価することで、ボトルネックの正確な抽出と改善効果の把握ができます。
さらに、解析結果をCGでビジュアルに表現することにより、関係者の合意形成を促進するツールとしても活用できます。
第8回国土技術開発賞 入賞
特許登録済

「REST」による交通状況の再現
- キーワード
- 自動車、道路、交通、シミュレーション、評価、環境
「REST」を用いた解析・評価フロー
「REST」を用いた道路・交通計画の解析・評価のための基本的なフロー及び入力・出力データを右に示します。
交通シミュレーションシステムには、個々の車両の挙動を再現する「ミクロモデル」と、車群を水の流れの様に扱って広域の検討を行う「マクロモデル」があります。
「REST」は、「ミクロモデル」を採用しており、車両ごとに車種、車長などの車両特性、速度、車頭時間などの走行特性及びドライバー特性を設定し、実際の車の動きをリアルに再現することで交通状況を評価します。

「REST」を用いた評価フローと入力・出力データ
「REST」の信頼性
「REST」は(一社)交通工学研究会において、システムの妥当性が検証されています。
特長・メリットココがポイント
中小規模の道路ネットワークの詳細な解析・評価
- 交差点、料金所、駐車場の入出庫処理などでの渋滞予測
- 駅前広場や敷地内道路などの車両の交錯が複雑な交通条件での検討
- 工事に伴う交通規制の影響予測
- 自動車交通に起因する大気汚染、騒音などの環境影響評価

「REST」の主な適用例
交通状況をビジュアルに表現
交通状況の図面上での再現の他に、航空写真をベース図として用いることもできます。
さらには、地形や周辺ビル等をモデル化した3次元アニメーションを作成し、任意の視点から車両の挙動を見ることができます。
- 沿道状況との関係把握
- 分かりやすい3次元アニメーションによる合意形成促進
- ドライバー視点での危険個所確認

簡易3次元アニメーション
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航空写真上での再現(動画:20秒/音なし)
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3次元アニメーション(動画:41秒/音なし)
学会論文発表実績
- 「ETC対応型IC計画に関する基礎研究 ─交通流解析シミュレータ「REST」の開発とその適応例─」,土木学会,第54回年次学術講演会,1999年9月
- 「Development of Transportation Simulation System “REST” and its application of ETC Interchange Planning」,第7回 ITS世界会議,2000年11月
- 「DID地区無信号交差点における周辺街路からの合流挙動のモデル化に関する研究」,土木学会,第56回年次学術講演会,2001年9月
- 「駅前広場空間の高度化利用に関する研究 ─ITSを活用した効率的・弾力的な空間運用に関する考察─」,第27回土木計画学研究・論文集,2004年6月
- 「スマートICの計画評価手法に関する研究」,土木学会,第60回年次学術講演会,2005年9月