「より早くより便利に」「より安心に」「より優しく」のコンセプトのもと,
日本と海外を結ぶ「快適都市空港」として「空」をテーマに誕生した東京国際空港国際線旅客ターミナルビル。
完成した快適空間をめぐる。
3階を出発階,2階を到着階として,フラットで階層移動の少ない動線を実現。
1階は道路交通アクセスの受入れ空間,4・5階はおもに商業・サービスの空間となる
出発ロビー。大屋根「すじ雲」下の大空間は,混雑時でも目的の場所を一望できる
本館とエプロン(駐機場)に突き出したボーディングブリッジ
到着コンコース。空間コンセプト「大地」の色でお客様を優しく迎え入れる
江戸舞台。神田明神の朱色をイメージしたステージは,イベントにも活用される
展望デッキ。5階屋上の展望デッキフェンスには,写真撮影用の隙間がある
直通エスカレータ。地下の京浜急行線駅から3階の出発ロビーまで一直線
江戸小路。瓦屋根の日本建築の街並に江戸情緒あふれる飲食・物販の店舗が揃う
ラウンジ。シャワールームから仮眠用ソファまで旅行前の寛ぎの空間を提供
乗用カート。出発及び到着のコンコースで移動が不自由なお客様の送迎サービスを行う
10月16日,国土交通省・東京国際空港運営事業者協議会主催の東京国際空港再拡張事業供用記念式典が,完成した国際線ターミナルビルの出発ロビーで開催された。式典は,馬淵澄夫国土交通大臣が挨拶し,石原慎太郎東京都知事,東京国際空港運営事業者協議会会長の霜田明彦東京国際空港ターミナル社長,当社梅田貞夫会長ら約1,000人が出席して盛大に行われた。出発ロビー内で場所を移しての祝賀パーティには,菅直人総理大臣も飛び入りで参加,「32年ぶりの国際線開設で新たな開国とし,再びヒト・モノの集まる国際都市東京となる」と述べた。
梅田会長も参加して行われたテープカット