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未来への懸け橋

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202103

3月に開通した「気仙沼湾横断橋」(3月号 特集)

東日本大震災から10年が経つ今年,本誌3月号・4月号ではこの10年間に当社が担ってきた復旧・復興工事を総括して振り返った。まちづくり,インフラ,防潮堤・水門,災害廃棄物処理,除染,原子力発電所関連……大きな工事だけでもおよそ60箇所に及ぶ。今年は当社JVが下部工の施工を担当した宮城県気仙沼湾を横断する「気仙沼湾横断橋」が完成,3月に開通した。東北地方最大の斜張橋は地域交通に欠かせない復興のシンボルとして親しまれていくだろう。

継続中の工事も数多い。津波による被害から岩手県宮古市街を守る「閉伊川災害復旧水門工事」や福島の除染工事など,現在も各現場に挑む所長や関係者の力強いメッセージを届けた。

今年2月には,福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生。東北新幹線は一部区間運転を見合わせ,約940ヵ所の設備被害を確認した。当社はJR東日本からの要請で,発生翌日から担当工区(福島~白石蔵王間)を調査,破損・傾斜した電化柱の補修や建て起こしの復旧作業に臨んだ。東北新幹線は無事約10日後に全線で運転を再開した。

7月に発生した静岡県熱海市伊豆山地区の土石流災害。当社は横浜支店が代表して熱海市長を訪れ,義援金を渡したことを本誌11月号Kboardで伝えた。

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202104

施工が続く「閉伊川災害復旧水門工事」(4月号 特集)

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202105

東北新幹線の早期復旧に貢献(5月号 Kboard)

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