3月から営業運転を開始した
「いちご米沢板谷ECO発電所」（5月号 特集）
脱炭素社会の推進に向け，本誌５月号では当社の再生可能エネルギー（以下，再エネ）への取組みの一つ，風力発電施設を特集した。今年3月に完成した「いちご米沢板谷ECO発電所」（山形県米沢市）は当社初の国有林内の施工事例だ。森林に配慮し，工事には国内初となる自立式の風車用タワークレーンを採用。開発面積・造成土量の最小化を実現した。「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」では4月にSEP船Zaratan号が入港し，これまでに洋上の基礎工事が完了している。来年，洋上での風車組立が開始され，同12月の完成を目指す。
昨年11月に竣工した関東屈指の発電規模を有する「磯原太陽光発電所」（茨城県北茨城市）は再エネ利用と地域活性化の新たなシンボルとして本格稼働中だ。
本誌8月号では「カーボンニュートラルと建設業」を特集。各現場でのエネルギー消費量を把握分析する環境データ評価システム「edes」の全社導入，国内で初めてCO2吸収型コンクリートとして実用化されている「CO2-SUICOM®」，建物運用時に消費する一次エネルギーの年間収支ゼロを目指した「ZEB」，カーボンクレジットの取得も視野に開発が進む低炭素コンクリートなど，エネルギー転換とともに変化する社会に向けた当社の新しい成長戦略である各種技術を紹介した。
改ページ
「磯原太陽光発電所」が本格稼働
（3月号 Kboard）
秋田県秋田港飯島ふ頭に入港したSEP船Zaratan号
（5月号 特集，7月号 Kboard）
カンファレンス棟の屋上にグリーンルーフを頂く
「電力中央研究所」（2月号 Kboard，8月号 特集）
