九州支店
撮影:九州支店宮崎営業所 松尾 透
毎年十一月から二月にかけて、秋の実りへの感謝と翌年の五穀豊穣を祈願して行われる村祭り。宮崎県高千穂地方に伝承されている神楽は、天照大神が天岩戸にお隠れになった際、天鈿女命が岩戸の前で調子面白く舞ったのが始まりとされています。
約二十の集落ごとに設けられた神楽宿では、太鼓や笛、鈴の音に合わせ、厳かながらもダイナミックな、また、ときには観る者の笑いを誘うユーモラスな三十三番の様々な演目が夕刻から翌朝まで、夜を徹して奉納されます。
これからの季節、神々の舞いとともに、天孫降臨の地「高千穂」の夜は更けていきます。
(九州支店)
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