浜田川総合開発事業
浜田ダム再開発工事
- 住所：
- 島根県浜田市
- 発注者：
- 島根県
- 工事内容：
- 減勢工掘削4,560m3
既設取壊し工8,719m3
既設ゲート撤去工5門
コンクリート工14,757m3
底泥処理工16,112m3 仮設工事一式 - 工期：
- 2014年3月～2020年3月
（中国支店JV施工）
改ページ
浜田川総合開発事業の一環として行われているのが，浜田ダム再開発工事である。この総合開発事業では，下流約2.5kmに建設される第二浜田ダムと浜田ダム再開発を一体的に整備して，浜田市街地と浜田川流域の洪水対策を行う。
再開発工事では，1963年に完成した浜田ダムのゲートを撤去し，現在の予備放流方式からゲート操作を行わずに流入量の調節を行う自然調節方式に変更する。浜田ダム地点の計画高水流量690m3/sのうち300m3/sの洪水調節を行う予定だ。ダム改造に先立って貯水池の底泥処理が行われ，改造は減勢工工事から進められている。減勢工工事は施工期間の制約が大きく，洪水期（6月16日〜9月30日）と第二浜田ダムの試験湛水中は施工できない。
ダム天端道路は県道であり，工事期間中も一般交通の通行を確保して行われている。
減勢工工事は非洪水期に行われる
再開発前の全景
完成予想パース
底泥処理の様子
