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DXの戦略的推進

現実空間とサイバー空間が融合するデジタル社会が進展する中,
顧客・社会が直面する新たな課題に対して,当社グループはデジタルで繋がり
主体的に課題を発見・解決し,便利・快適・安心で希望ある世界創りを,
「中核事業の強化」「新たな価値創出」「経営基盤整備」の3つの領域で進める。
そして,コアとなる当社グループの「ハードとソフトと人材」の強みを
未来に向けてスパイラルアップしていく。

図版:チャート

鹿島におけるDXの現在地

当社グループは,DXに関する施策を2種類に分類し,それぞれの特性を踏まえながら推進している。

1つ目が,「既存事業や経営基盤の強化(DX1.0)」。中核事業である建設生産のプロセス変革を通じた生産性向上や建設業の魅力向上を,建設事業の上流から下流にいたるグループ全体で目指していく(建設DX)。また,DX1.0には経営基盤の最適化や変革も含まれる(業務DX)。2つ目が,「事業領域の拡大・多様な収益源の確立(DX2.0)」。デジタル社会における顧客・社会の新たな課題に対してデジタル技術を活用して応え,事業領域を拡大することを目指している(事業DX)。

これらの施策を進めるうえで前提となるのが,デジタル化(デジタイゼーション・デジタライゼーション)だ。DXに向けた全ての施策の基盤となる。当社グループは現在,まだDXの入り口にいる。会社や世の中をどう変えていけるか。今後の進め方が企業競争力を大きく左右する。

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What is DX?

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し,データとデジタル技術を活用して,顧客や社会のニーズを基に,製品やサービス,ビジネスモデルを変革するとともに,業務そのものや,組織,プロセス,企業文化・風土を変革し,競争上の優位性を確立すること(出典:経済産業省)

図版:DXまでの道筋
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主要施策

図版:主要施策

施策推進のための仕組み

図版:施策推進のための仕組み

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