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ICTソリューション

鹿島スマート電力マネジメントシステム

ビルが自動で節電を行い、
ピーク電力の20%以上の節電を可能とする
画期的なシステムです。

震災以前は電力が安定的に供給されることを前提に、建物管理者側は省エネやCO2削減を行ってきましたが、今後は節電要請や、電力料金体系の変更を事前に考え、執務者の快適性を損なわずに使用電力を合理的に制御する「デマンドレスポンス」への適用が求められています。

鹿島が開発、現在運用ならびに検証を行っている「鹿島スマート電力マネジメントシステム」は、ビルが自動で節電を行い、ピーク電力の20%以上の節電を可能とします。

図版:鹿島スマート電力マネジメントシステム

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国内初の既存建物への導入

鹿島は、電力のピークをビル側で自動的に制御して、ピーク電力の20%以上の節電を可能とする「鹿島スマート電力マネジメントシステム」を開発し、自社ビルである鹿島赤坂別館に導入しています。電力ピーク時の全自動節電制御を、既存の建物に導入したのは国内で初めてです。 このシステムでは、過去の電力需要、天気予報に基づき、日々の電力需要を予測。予測に基づき、電力供給量や電力単価に応じて、建物内の部屋、設備ごとの電力消費をビルが自動でコントロールします。従来のデマンドレスポンスシステムでは、室内環境は配慮していませんでしたが、本システムでは室内環境をモニタリングしながら節電をコントロールします。

  • 鹿島の豊富な省エネ技術と、2011年の節電対策に対する調査結果に基づき、制御ロジックを構築
  • 執務者の快適性を損なうことなく確実な節電を行い、電力ピーク時で20%以上の節電が可能
  • ダイナミックプライシング(時刻別電力料金設定)に対応した任意時間帯、節電量の設定が可能
  • 新築建物以外に、中央監視、空調・照明制御を備えた既存建物にも導入が可能

図版:鹿島赤坂別館

鹿島赤坂別館

ピーク時の消費量の削減

例えば13時から16時までの間を制御時間帯として設定した場合、この時間帯になるとシステムが作動し、各種機器の運転を自動制御します。これにより、ピーク時の消費量を削減することができます。

機器の制御レベルは3段階に設定され、「レベル1」では、執務に直接影響のない調整、「レベル2」は、知的生産性に直接影響のない調整、「レベル3」は、快適性に直接影響のない調整で、機器の運転状況を変えることができます。

図版:デマンドレスポンス実行

デマンドレスポンス実行

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電力カットモードの選択

お客様のニーズに合わせ、一定の電力をピークカットする「デマンド レスポンス モード」もしくは、年間を通じて一定の電力をカットする「省エネ 節電モード」を選択することができます。

図版:制御モード切替

制御モード切替

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