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免震床システム
免震構造のパイオニアである鹿島が、
地震に強い最適な免震システムを提案します。
免震床システム
建物基礎部に免震装置を設置する「基礎免震」に対し、サーバーが設置される床だけを免震化するのが「床免震」です。
必要なエリアだけを免震化するため、重要な機器を効果的に守ることが可能です。建築基準法上の手続きが不要であり、耐震構造の既存データセンターへの適用も可能です。免震システムには、水平方向の揺れを低減する「水平免震」、鉛直方向の揺れを低減する「上下免震」、その組合せの「3次元免震」があります。ボールベアリングや空気ばね、オイルダンパなど様々なデバイスがあり、必要性能に応じた最適な床免震システムの提案が可能です。
基礎免震と上下床免震を組み合わせた3次元免震システム
建物の安全性を高めるとともに、水平方向の揺れを抑制する基礎免震と、サーバーエリアの鉛直方向の揺れを抑制する上下床免震を組合せることで、効果的に3次元免震システムを構築することが可能です。
この技術はあらゆる方向の揺れを低減することが可能であり、地震によるサーバー機器への影響を最小限にすることが期待できます。
上下免震床システムは必要に応じて、サーバールームごと、またはエリアごとに採用することが可能です。
免震装置の概要
- 免震装置は、復元機構となる空気ばねと、減衰機構となるオイルダンパーにより構成します。
- 常時の歩行安定性を向上させるため、粘弾性体ダンパーを使用します。
- 機器のレイアウト変更時に免震床上を常に一定レベルに保つよう、自動レベリング装置を組込みます。