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タスクアンビエント空調・人検知照明
効率的な空調負荷処理と安定した室内環境制御を目的として、
タスクアンビエント空調と人検知照明により
省エネ空間を提供します。
室内で発生する空調負荷の熱処理を、新鮮な外気の熱処理を兼用する基本空調である「アンビエント系統」(ピンクの部分)と、日射や在室する人員等状況により変動する内部発熱負荷に追従するための「タスク系統」(ブルーの部分)とに分離した空調システムをベースに、さらに「タスク系統」制御用に配置した複合センサ等センシングネットワーク技術を加え、快適に空調を制御します。
人や照明からの発熱などタスクエリアにある空調負荷とその粗密を人感センサによって検知しON/OFFを行うとともに、分散配置されたタスクゾーン毎にワイヤレス温度センサを設置し、居住域の温度制御を行うことによって温熱環境の向上を図ります。居住者は分散設置された温度センサに対して自席のPCから温度設定の変更をすることが出来るシステムです。
鹿島では、BA(設備監視ネットワーク)とOA(オフィス汎用ネットワーク)を統合したシステム「B・OA(ボア)ネットシステム」を構築し、執務者が利用するためのサービスアプリケーションをブラウザにて構築しました。これにより個人席のパソコンから会議室の予約等の館内利用の他、照明やブラインドなどの環境調整が可能です。空調については、タスク空調ゾーン毎の温度設定が可能となるほか、残業時にはゾーン毎の空調が個人PCからの発停ができるシステムで、仕事の効率化と入居者の高い満足度を同時に実現することができます。