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月報で1年を振り返る 3環状道路

5月号の特集「3環状道路~東京そして首都圏が変わる~」では,
都心の慢性的な渋滞緩和,物流の信頼性向上,地域経済の発展が期待される
3環状道路と当社が関連するプロジェクトを紹介した。

3環状道路を構成する「首都高速道路中央環状線(中央環状線)」,「東京外かく環状道路(外環道)」,「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」のうち,当社担当の全34工事を写真と地図で紹介。また,現在施工中の現場を率いる7人の所長の思いとともに,各工事の特徴を伝えた。

3環状道路の一番内側となる中央環状線では,山手通りの直下で,高速道路の出入口構築と中央環状新宿線と品川線をつなぐ工事が行われている。高度な土木技術を用いた超難関工事の施工方法を紹介した。現在,工事は来年3月の全線開通に向けて,最終段階に入ったところだ。

外環道の千葉県区間では,開削工法によりコンクリート躯体を構築していく3つの工事が進んでいる。高品質のコンクリートを打設するための技術,周辺環境への影響を最小限にするための取組みなど,当社独自の発想を随所に生かしていることを紹介。4月には,東名ジャンクション付近から井の頭通り付近までの総延長約9kmのシールドトンネルを構築する工事を受注し,現在,着工に向けて準備作業が進められている。

今年,開通区間が相次いだのが外側に位置する圏央道。路線付近には新規工場や物流倉庫などが進出し,経済活動にも大きなメリットをもたらしている。圏央道関連では,2現場の施工状況を伝えた。埼玉県桶川市では開削工法によりコンクリート躯体を構築し,12月に竣工する予定。茨城県境町では高架道路の下部工事を急ピッチで進めている。

3環状道路が完成すれば,2020年の東京五輪に向けた都市機能再生の重要なインフラにもなる。完成後の期待を「渋滞学」で有名な東京大学の西成活裕教授と物流業界大手の日本通運から,道路を使う側の視点から話を伺った。

図版:中央環状線の五反田出入口完成イメージ

中央環状線の五反田出入口完成イメージ

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図版:現在施工中の現場を率いる7人の所長

現在施工中の現場を率いる7人の所長

図版:当社担当の全34工事を写真と地図で紹介

当社担当の全34工事を写真と地図で紹介

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