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A4CSELの躍進

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A4CSELで施工中の成瀬ダム堤体打設工事(3月号 特集)

建設機械の自動運転を核とした次世代建設生産システム「A4CSEL®」。本誌3月号では,ダム現場を中心に実証実験と現場導入を重ねてきたA4CSEL開発の軌跡と,さらなる活用の可能性を特集した。秋田県雄勝郡東成瀬村における「国土交通省 東北地方整備局 成瀬ダム堤体打設工事」は,日本屈指の豪雪地帯で冬期は施工を休止せざるを得ないため,同種工事と比較して2倍以上の大容量高速施工が求められている。A4CSELの導入で,複数台の自動化建設機械の連携と,昼夜連続の自動化施工で安全性と品質を確保し,大容量高速施工に対応,日本最大級の台形CSGダム建設を進めている。

1月号の宇宙特集では, 当社がJAXA宇宙探査イノベーションハブと2016年から行っている,月面の有人探査拠点建設を対象としたA4CSEL活用の共同研究について紹介した。月面作業を想定し,地上からの自動化建設機械の遠隔操作や,その発展形として,遠隔操作に自動運転を併用した遠隔施工実験の成果を伝えた。

7月号で特集した赤谷地区では,河道閉塞脚部の安定化と決壊防止を目的とした最終フェーズの砂防堰堤工事で,A4CSELを導入した自動化施工に挑んだ。ソイルセメントの敷均し・転圧作業に,JAXAとの共同研究で培った遠隔操作や自動制御の技術的知見を応用した。

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CSGを敷き均す自動ブルドーザ(3月号 特集)

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月での無人による有人拠点建設作業イメージ(1月号 特集)

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