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都市の更新

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WTC2022年11月の解体状況(11月号 THE SITE)

次世代を象徴する大型施設が今年数多く竣工し,都市の新たな景観をつくっている。そのなかで注目を浴びているのが,東京・港区浜松町の世界貿易センタービルディング(WTC)既存本館・別館解体工事だ。都心部の歴史ある超高層ビル解体に挑む様子を本誌11月号THE SITEで報じた。1970年の竣工当時,東洋一だった高さ162mのビルは,「鹿島スラッシュカット工法TM」を適用した解体工事で11月現在,地上66mまでその高さを下げている。

2月号THE SITEでは「芝浦工業大学 豊洲第二校舎新築工事」を紹介(4月竣工)。同現場ではリアルタイム現場管理システム「3D K-Field」を大学との共同研究として導入し,生産性や作業効率の分析が図られた。また5月号THE SITEでは「九段南一丁目プロジェクト新築工事」を紹介。同建物は旧九段会館の一部を保存・復原した保存棟と,旧建物を建て替えた新築棟からなり,新たなオフィスビルとして生まれ変わった(7月竣工)。瓦屋根や外壁の復原作業,免震技術の適用などが現場の密なチームワークによって進められた。

8月号ではアジア地域で開発が進むリゾートホテル「ラッフルズ・バリ」「アバディーナヒルズ」「バイノムリゾート開発」を特集した。

9月号では, HANEDA INNOVATION CITY(HICity)の現在を特集。スマートモビリティ・スマートロボティクスを導入した先端産業と,観光や芸術などの文化産業を組み合わせた最先端の施設に迫った。

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芝浦工業大学 豊洲キャンパス本部棟(2月号 THE SITE)

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九段会館テラス(5月号 THE SITE)

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HICityイノベーションコリドー(9月号 特集)

都市を支えるインフラの発展もめざましい。四国横断自動車道の一部である徳島南部自動車道において,当社JVが2016年から施工を担当してきた吉野川河口に架かる高速道路橋「吉野川サンライズ大橋」が完成,開通式の様子を本誌6月号Kboardで報じた。四国横断自動車道は,徳島市中心部が四国各都市や,関西地方と高速道路で直接結ばれるよう計画され,連続構造のPC道路橋としては国内最長級となる。

都心部では,当社JVが2012年から工事を担当する「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」において,上下緩行線の高架軌道への切替えと踏切除去工事が行われた。3月より新駅舎を含む高架区間の供用が開始され,6月号Kboardで紹介した。また11月号特集では,当社JVが2015年から取り組む「JR渋谷駅改良(北)工事」の最新進捗状況をリポート。これまでに埼京線ホームと山手線ホームの並列化,山手線ホームの一部拡幅まで施工が済み,現在は北口(ハチ公口)乗り換えコンコースの拡充工事が進む。

令和の時代をつかさどる都市空間とインフラの建設に,当社は来年も挑んでいく。

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吉野川サンライズ大橋(6月号 Kboard)

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東武伊勢崎線 竹ノ塚駅新駅舎(6月号 Kboard)

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JR渋谷駅改良(北)工事(協力:JR東日本)(11月号 特集)

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