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特集 新年に臨む世界と日本の拠点から いざ!2021

2021年の初陣を飾る今月の特集は,世界と日本の拠点から新年に臨む。
鹿島を豊かな未来へ導くため,各拠点長が2021年に臨む想いをメッセージに込めた。
1840年の創業から1899年の海外展開を経て世界に誇る「100年をつくる会社」の新たな年の幕開けを,
世界で手掛ける千差万別のいま“注目”プロジェクトとともに紹介する。

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いざ!2021
拠点長メッセージ

北海道支店

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執行役員
北海道支店長
山本 徹

北海道は大自然を背景に,良質な社会資本整備,バイオマス資源による地域スマートソサエティ構想,寒冷地の特性を活かしたデータセンター等の民間設備投資など,まだまだ発展の余地が多分にあります。加えて,今年は東京五輪のマラソン競技などが開催される予定です。万全なコロナ対策を施し成功させることで,2030年の札幌冬季五輪開催への足掛かりとなり,新幹線開通も合わせて,1972年の札幌冬季五輪を契機に整備された街並みの再開発や経済活性化の機運となることを願っています。

東北支店

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常務執行役員
東北支店長
勝治 博

今年は東日本大震災から10年の節目の年となります。当社が関わった「おながわまちづくり事業」も8年半の年月を経て昨年完成しました。女川駅と海を結ぶプロムナードでは,その軸線上の海から初日の出を望むことができ,多くの方が一年の幸せを祈ります。当社としましても,今後も続く復興工事に注力するとともに,これからのさらなる東北の発展に向け,支店一丸となって努めてまいりますので,本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

関東支店

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常務執行役員
関東支店長
田所 武士

今年の干支,丑年は先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。コロナ禍が続いている中,忍耐が求められる場面がまだまだあるかもしれませんが,コツコツと蒔いた種は将来必ず芽を出し成長します。芽を出す前には根を張ります。しっかり根を張り,2021年が飛躍の年となるよう,揺るぎない土台を作りましょう!今年は新型コロナウイルスが収束し,皆さんとともに大いに活躍できることを願っております。

東京土木支店

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常務執行役員
東京土木支店長
風間 優

皆様それぞれに良い新年を迎えられたことと存じます。そして今年は,いよいよ東京オリンピック・パラリンピック開催の年であります。私は例年通り元旦に近くの氏神様で初詣をすました後,我が家の菩提寺にご挨拶に伺い「世紀の祭典のこの年に,充実した1年が送れますように」と心に誓いました。皆様とともに安全と健康に留意し,社業が益々発展する良い年となるよう祈念しまして,新年の挨拶といたします。

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東京建築支店

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副社長執行役員
東京建築支店長
天野 裕正

昨年は,コロナ禍により,経済活動の停滞や,株価が乱高下する不安定な中,テレワークなどによる働き方も大きく変化した年でありました。事業環境の厳しさは当面続くと思われますが,生産性向上に向けて,自動化,ITを活用した遠隔管理などの技術開発に加えて,長年培ってきた技術やノウハウをデジタル化技術により,広く展開していく仕組みの整備が求められています。若い人達がクリエイティブな仕事に取り組める環境を一緒に創っていきましょう。

横浜支店

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専務執行役員
横浜支店長
野村 高男

今年の干支は「丑」です。今でこそ機械化の進む農業ですが,牛は古くから農業に欠かせず,人間を手伝うその様子から,丑年は粘り強さや堅実さ,誠実さを表す年と言われてきました。まさに,このコロナによる経済のダメージが深刻化する局面においても,我々鹿島建設の社員が皆で力を合わせ,この難局を粘り強く乗り越えていく,そんな年になることを願っております。本年も横浜から明るいニュースを発信できるよう,取り組んでまいりたいと思います。

北陸支店

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執行役員
北陸支店長
芦田 徹也

北陸地方では,新幹線の金沢~敦賀延伸工事が最盛期を迎えており,当社も石川県と福井県で高架橋,トンネルや駅舎の工事を鋭意施工中です。北陸の冬と言えば,ズワイガニやノドグロが美味しい季節ですが,益々アクセスが良くなって日本全国から身近なエリアになろうとしています。
また,北陸は「女性が働きやすい」女性活躍の地域としても知られています。2021年は越州女子の大活躍を期待しつつ,支店の皆さんとともに頑張ってまいりたいと思います!

中部支店

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常務執行役員
中部支店長
片山 豊

皆さん,穏やかな新年を迎えられたことと思います。昨年はコロナ禍により,我々の周辺環境は大きく変化しましたが,我々はその過程で感染予防について賢く学び,生活様式や業務形態を変えることで対応してきました。安心できる日が来るまで,油断せず注意深く感染症とつきあいながら,業務の改善を進めていきましょう。
来期は新中期経営計画が策定されます。当社の将来を見据えながら,皆さんとともに今期の目標達成に向けた努力を続け,新年度に向けて大きくジャンプしたいと思います。

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関西支店

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専務執行役員
関西支店長
松崎 公一

支店にお祀りする神社は豊國(ほうこく)神社です。豊臣秀吉公をお祀りしており,明治天皇の御沙汰で明治12年に創建され,当初は大阪中之島にありましたが,昭和36年に大阪城内に移築されました。
当支店も,数度の移転を経て,昨年80周年を迎えました。今年は,90周年に向けた10年のはじまりです。2025年の万博開催に向けインフラ整備,大規模再開発と関西は大きく変わっていきます。豊國神社のご加護を賜り,当社の力を発揮する飛躍の年にしていきたいと思います。

四国支店

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常務執行役員
四国支店長
吉田 英信

四国4県は各々特徴的な文化を有し,例えば正月の雑煮にしても香川「あん餅白味噌」や高知「角餅すまし」など各県様々で,こうした異なる文化の融合と調和が四国全体の魅力です。このような中,大型プロジェクト施工のため,全国から社員が集まり,今や約300名となった四国支店の社員一人ひとりが個性を発揮し,協力し合って会社業績に貢献しています。2021年が鹿島グループにとって明るく良い年になりますよう,社員一丸となって取り組んでいきます。

中国支店

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執行役員
中国支店長
池上 隆三

昨年の度重なるリスクを乗り切った現場,社員と改善事例3冠を果たした協力会社の皆さんに心から敬意を表します。昨年は支店業績が伸び悩み課題も残りましたが,今年は国土強靭化の使命を担う小田川付替えが最盛期を迎え,広島市内最大規模のオフィスとなる日本郵便の工事が本格化します。昨年内定した工事も順次着工しますので,今年はコロナを克服,必ずや活気を取り戻し,カープ球団とともに輝く,明るい年にしたいと思います。皆ありがとう,そして頑張ろう。

九州支店

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執行役員
九州支店長
小森 浩之

昨年は新型コロナの影響で,博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」も長い歴史の中で先の大戦以来となる中止が決まり,活気ある町が寂し気に感じました。ただ,ポストコロナは始まっています。支店全体で新しい働き方や鹿島の将来あるべき姿を考え,自らが為すべきことを為しゆく,最初の年にしたいと思います。
九州支店では福ビル建替え,宮古島リゾートホテルなどの大型工事が着工します。新時代に向け,支店社員一丸となって頑張りましょう!

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海外土木事業部

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執行役員
海外土木事業部長
中島 健一

当事業部が携わる海外インフラ事業においては,これまで多くの苦戦を強いられてきましたが,次期案件への取組みに向けて,積極的かつ慎重に進めています。コロナ禍により入札遅延などの障壁はありますが,特に中堅,若手社員を主体とした推進力に期待しつつ,これまで経験した痛みをフィードバックし,この難局を打破していく所存です。
本年が海外土木事業部再生に向けた新たな年となるよう,チーム一丸となって邁進していきたいと思います。

海外事業本部

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副社長執行役員
海外事業本部長
越島 啓介

新年のご挨拶を申し上げます。2020年は世界中で新型コロナウイルスとの闘いが繰り広げられ,ここ数年,順調に推移していた当社の海外事業においても,東南アジアを中心に影響を受けました。一方で,欧米での流通倉庫事業はeコマースの需要拡大を追い風に順調に推移し,各地で多様な事業機会を捉えて実施してきた成果が出た形となりました。“ポストコロナ”のニーズを見極めながら引き続き好適な事業機会を逃さず,上昇軌道を描くきっかけとなるよう取り組んでまいります。

Kajima U.S.A. Inc.

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執行役員
KUSA社長
内田 道也

ここ米国でも,新型コロナウイルスの蔓延によって社会的課題や人々の価値観が大きく変わってしまった結果,不確実性が増し皆が不安を感じています。しかし,この変化を社会の要請と捉え,それに真剣に向き合う計画を立て,前向きな姿勢と勇気ある決断をもってその実現に取り組んでいけば,持続可能な成長を実現するチャンスを見い出すことができると信じます。将来,新たな時代はここから始まったと振り返ることができる,そんな年にしましょう。

Kajima Overseas Asia Pte. Ltd.

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常務執行役員
KOA社長
杉本 弘治

東南アジア8か国の集合体であるKOAは,東西8,000km,南北6,000kmに広がる地域で50年余りにわたって建築事業を展開しています。異なる気候風土,宗教,政治,経済,言語,食生活などが入り乱れる環境下,140名の日本人出向社員が1,700名余りの現地スタッフとともに躍動しています。東南アジアでは歴史的に様々な感染症と戦いながら,現在までの発展を遂げてきました。昨年,大打撃を受けたKOAですが,必ずや「奇跡の復活」と言われるような姿をお見せします。

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Kajima Development Pte. Ltd.

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執行役員
KD社長
大石 修一

2021年はGEARを一段上げ,鹿島の総合力を発揮する舞台としてシンガポールで超高層ビル開発を始動したいと考えています。アジアの開発事業を通じて学んだ教訓を,具体的なプロジェクトに集約していきます。常に新しい知識と情報に目を向ける,己を過信せず仲間を信じる,品質に妥協なし,そして困難に直面した時に希望を失わず「決してあきらめない」こと。今だからこそ,鹿島の明るい未来に向かって,みんなで踏み出す決意をしたいと思います。

Kajima Europe Ltd.

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KE社長
一木 浩人

欧州の年末年始は街がイルミネーションで飾られとても華やかですが,今年はロックダウンの影響もあり人出は少ないようです。KEでは皆,Web会議で励まし合いながらチームワークと気力で疫病を吹き飛ばすべく頑張っています。2021年は,新中期経営計画を始動する大切な年。ローカル社員,駐在員皆が十分に議論を重ね,何をすべきかは明解です。幸いコロナ禍の影響は軽微なので,後は実行あるのみ。3年後に大きく成長した姿を示せるよう一丸となって前進します。

Kajima Australia Pty Ltd

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KA社長
梅原 基弘

南半球のオーストラリア・NZでは,年末年始は1年間で最大のホリデーシーズンです。学校は12月中旬に学年末を迎え,2月初めまでの長い“夏”休みに入ります。皆,気候の良いこの時期を美しいビーチで過ごしたり,豊かな自然の中でアウトドアを満喫したりして,十分に英気を養います。リフレッシュしてオフィスに戻るKAグループのメンバーとともに,2021年を,牛歩でも,確実な歩みで大きな成果に向けて努力を重ねる年にしたいと思います。

中鹿営造(股)有限公司

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董事長
小俣 悌二

台湾のNEW YEARは台北101階ビルより発射される1万6千発の花火の閃光で始まります。眩いばかりの光と轟音の競演は,新年の希望に満ちた幕開けを盛大に演出します。世界一の防疫体制で,コロナ禍をブロックした台湾ですが,我らが中鹿営造は,ポストコロナを見据え,新年度はより質の高い成長と質の良い利益を目標にさらなる飛躍の年とすることをお約束いたします。プロジェクトは目白押しで,中鹿社員には多忙な一年となると思いますが,ともに頑張りましょう!加油!

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鹿島建設(中国)有限公司

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董事長
大浦 康二

今の中国は全面再開に向けてまさに新しいスタートを切ろうとしています。赤い対聯(ついれん)を張り,爆竹の音とともにやってくる中国正月も間近に迫り,民族大移動,家族団欒に思いを馳せながらも生き生きと仕事をする人達は刺激的です。
今年の鹿島中国は,北は天津から南は広州まで2,500kmの広い範囲で大きな工事がいくつも稼働します。中国各地そして世界中の鹿島社員にとって良い2021年でありますように。

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