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鹿島の見える風景 season2

vol.97

銀座4丁目の新しい「顔」に!

東京建築支店 久保田剛

図版:銀座シャンデリア

銀座シャンデリア。壁面の意匠パネルには,銀座を象徴する「柳」と三越のシンボルである「ライオン」がデザインされ,自動的に光の強弱を変化させるLEDが炎のゆらぎをつくり出す

図版:ライトアップカラーは,イベントに応じて特別バージョンに変化する

ライトアップカラーは,イベントに応じて
特別バージョンに変化する

図版:工事関係者による集合写真

工事関係者による集合写真

昨年11月21日,当社設計・施工の銀座三越本館外壁一部改修工事の点灯お披露目式が行われました。

銀座三越は1930年当時から90年間にわたり,銀座四丁目に在り続けてきました。交差点に面したエントランスのファサードは,今まで垂れ幕により様々な告知に使用され,銀座中心部の風景を形作ってきました。

この計画は,商業のシンボルとしての大人の街,世界の一流が集まる街,銀座の新しい時代を開けるゲートをイメージしています。経年変化により生まれる深みが,街に調和するような素材とモチーフで表現しました。既存外壁下地を活かしながら,軽量かつ強度を持たせるため,三越伊勢丹プロパティデザインとともに検証・試験施工を実施。2mm厚の押出し成型のアルミパネルをつなぎ合わせることで立体的なシャンデリアの形を描き出すことができました。

事業者やデザイナーの思いを表現すべく当社の総合力を発揮し,スケール感と立体感を限られたスペースに表現することができました。

図版:地図

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