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KAJIMAダイジェスト

今はなき、五番館

北海道支店 松井雅彦

写真:今はなき、五番館

五番館は札幌の老舗デパートで、北海道の人のみならず、観光に訪れた人なら聞き覚えがあるだろう。明治39年に道内初の百貨店になったという歴史を持つ。

この写真は昭和33年、五番館百貨店本館建設時のものである。壁面には「五番館百貨店11月8日開店」の垂れ幕がかかっている。工事は最終局面のようで、外構はまだ終わらず、ペントハウスの上に人影も見える。屋上には「施工 鹿島建設 会長鹿島守之助」の看板がある。手前の広場は札幌駅前。鉄道好きの私としては路面電車に目がいくが、その後ろの仮囲いに「鹿島建設管理地」の文字が読める。

人々の服装は冬支度だが雪はまだない。竣工まで残すところ何日なのか、昔の写真を見て想像を膨らませる。

地図

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