廃炉作業は,廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議で決定される
「東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」に
基づいて進められている。当社は事故当時から多岐にわたり協力を行っている。


「東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」
(2019年12月27日 廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議)をもとに作成

3号機の使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて,原子炉建屋5階のオペレーティングフロアでのガレキ解体撤去や除染作業,遮蔽体設置,ドーム型の燃料取り出し用カバーの設置などを行った

雑固体廃棄物焼却設備。現在は,廃炉作業で発生した使用済保護衣(防護服,下着,ゴム手袋など)の廃棄物を焼却している 出典:東京電力ホールディングス

1~4号機側の敷地から港湾内へ流れる地下水を堰き止める海側遮水壁。長さ約25mの鋼管矢板404本が打ち込まれ,海沿いに約520mの壁を構築した 出典:東京電力ホールディングス

陸側遮水壁。1~4号機を取り囲むように遮水性の高い凍土壁を全長1,500m構築し,建屋内への地下水の流入を抑制した