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第16回 KAJIMA彫刻コンクール

審査委員

  • 酒井忠康(美術評論家)
  • 澄川喜一(彫刻家)
  • 安田 侃(彫刻家)
  • 槇 文彦(建築家)
  • 谷口吉生(建築家)
  • 鹿島昭一(当社最高相談役)
彫刻コンクールホームページ

第1回からのコンクール入賞作品を
紹介しています。

当社KIビル・アトリウムでの審査風景

KAJIMA彫刻コンクールは,当社の創業150周年記念事業の一環として1989年に創設以来,「彫刻・建築・空間」をテーマに隔年で開催されている。彫刻と建築空間の緊密な関わりを特徴とした国内唯一の屋内彫刻展として,回を重ねてきた。

第16回となった今回は,国内外から個性溢れる201点の模型応募作品が寄せられた。鹿島最高相談役をはじめ,美術評論家・彫刻家・建築家ら5名を審査委員に迎え,昨年9月6日,8点の入選作品を選考。本年2月27日に行われた最終審査では,実物制作された入選作品の中から,金・銀・銅・奨励賞各1点が決定した。3月5日,当社KIビル(東京都港区)で行われた表彰式には,金賞に輝いた熊谷文秀氏ほか入賞者,関係者が出席し,新たな芸術作品の誕生を祝った。

引き続き本コンクールは,彫刻と建築が互いに語り合う空間の創造と新たな個性を持った作家の輩出を目指す。

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金賞

図版:金賞
作品名:
RESONANCE MACHINE
作者名:
熊谷文秀 (くまがい・ふみひで)
素材:
MDF・FRP・鉄・PC(制御装置)

金賞受賞者コメント

ここ数年,電気仕掛けで動く作品を作っています。
PCやセンサーなどを駆使してインタラクティブな作品となる事もありますが,
根本にあるのは「動く → 楽しい」という単純な発想です。

特に社会的なメッセージや難しい主義主張などはありません。
見て下さる方々が,作品を契機に空想の世界を広げ,
作品の前でほんの少しでもワクワクするような時間を過ごして頂けたなら,
作り手としてこんなに嬉しい事はないのです。

このような作品を評価して下さった全ての方々に感謝致します。

写真:熊谷文秀
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銀賞

図版:銀賞
作品名:
コダイ
作者名:
北川太郎 (きたがわ・たろう)
素材:
黒花崗岩 (ベルファースト)

銅賞

図版:銅賞
作品名:
雨の稜線
作者名:
土井満治 (どい・みつはる)
素材:
砂岩

奨励賞

図版:奨励賞
作品名:
generating 2019
作者名:
芹野直子 (せりの・なおこ)
素材:
ジュート麻
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入選

図版:入選
作品名:
a hole
作者名:
上原佳代 (うえはら・かよ)
素材:
流木・廃材など
図版:入選
作品名:
earth vibration 天使の梯子 夕照
作者名:
近持イオリ (ちかもち・いおり)
素材:
白大理石・赤大理石
図版:入選
作品名:
切光15
作者名:
原透 (はら・とおる)
素材:
白大理石
図版:入選
作品名:
SOMETHING GREAT(神話と寓話)
作者名:
御宿至 (みしく・いたる)
素材:
鋳鉄・鉄・石・木
入選作品の一般公開
  • 当社KIビル・アトリウム 
    3月7日~27日(開催済み)
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入選作品紹介MOVIE(1分5秒)

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