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海外での武者修行!
若手を育てる
実践重視の研修制度

当社開発事業本部・海外事業本部では,概ね入社4~10年次の若手社員を対象とした「開発系海外現地法人研修制度」により,毎年2人程度を海外研修に派遣。KUSA・KE・KOAのうち,いずれかの現地統括法人において,「傘下事業会社・社外企業でのOJT研修」や「現地統括法人での実務体験」を通じて,入社後の早い段階で,国内外の開発系業務経験を計画的付与することを目的としている。研修後は日本に戻り,国内での配属を基本としているが,その後は,本人の希望や適性に応じて国内外に柔軟に配属している。
ここでは,海外研修の経験を活かし,活躍を続ける2人を紹介する。

KE

開発事業本部付 鹿島不動産投資顧問(株)
林 慎一郎 課長
写真

Chris Smith
(Head of Community)宅での
ピザパーティにて

私は,本研修制度の第1期生として,KEでの2年間の研修中,英国とポーランド勤務を経験しました。KEの主要ビジネスの一つにPFI事業があります。コミュニティ部門の勤務では,ローカルスタッフと日々接するなか,日本とは異なる物事に対する考え方や取組み方に触れ,徐々に理解が深まり,スムーズなコミュニケーションが取れるようになりました。この経験が,後に同事業のセールス部門やマネジメント部門の業務に従事した際,各部門の役割を関連付けて理解でき,PFI事業全体の把握に非常に役立ちました。

また,英国の入札対応や売却,開発コンサルタントなどの業務では,現地のマネージャーのもとで多くの知識と経験を得ることができました。特に開発コンサルタント業務では,他社と比べると,KEのローカルスタッフが,主体的に各プロジェクトを推進している姿は非常に印象的でした。英国では,日本との商慣習や法規制の違いにより,日系企業が英国の不動産エージェントや建設会社,設計会社との意思疎通に苦慮し,事業が進まないことがあります。その点,KEはローカルスタッフと当社社員が連携し,日系デベロッパーと英国企業との間で,双方の視点や問題点に配慮しながらプロジェクトをまとめる役割を果たしており,KEの強みの一つだと感じました。

研修の2年間は,KEのデベロップメント部門を中心にコミュニティ部門やフランスの現地法人,外部の証券会社,JVパートナー会社など,様々な立場の職場において,現地の方々と一緒に仕事をしたことが一番大きな経験となりました。この経験を今後の業務に活かすとともに,これからの研修生が有意義な生活を送れるよう積極的にアドバイスをしていきたいと考えています。

改ページ
図版:KEのクリスマスイベントでコミュニティメンバーと。アスコット競馬場にて

KEのクリスマスイベントでコミュニティメンバーと。アスコット競馬場にて

KE

開発事業本部 事業部1
小田切 晃紘 課長代理
写真

フラワノイ社のロドニー(左)と
ジョー(右)

入社以来ずっと,当社の強みである「開発」と「海外」という2つのキーワードが交差する,米国での不動産開発を経験したいと思ってきました。

KUSAでの研修プログラムは,傘下事業会社に出向し,ローカルスタッフをサポートする仕事が中心です。特にCFO(財務担当役員)のお手伝いを通じて米国におけるビジネスの進め方を間近に見たことは,貴重な経験になりました。

出向先は,住宅・商業施設・オフィスなど多彩な開発を手掛けるBCDC(バトソンクック・デベロップメント)や,全米で流通倉庫開発を展開するCore5など,スケールが大きくて勢いのある会社ばかりです。みんな活き活きと働いていたのが記憶に残っています。また,財務・会計の分野を中心に女性が活躍しているのも印象的でした。

住宅開発を手掛けるフラワノイ社にも足を運びました。CFOのロドニーは寡黙な人物でしたが,一緒にExcelと睨めっこして次年度予算をつくっていくなかで,温かい人柄に触れました。いつか,またお会いしたい方の一人です。

研修に行く前,8年間の国内勤務を経験しました。仕事の楽しさと同時に疑問も抱えていたのですが,研修を通じて自分の業務をより客観的に見ることができるようになったと思います。米国の広い国土と,人々の柔軟で合理的な発想に触れたことで,同じ仕事でもやり方は一つではない,ということが分かったからです。この実務研修制度には,留学とは違った魅力があります。ぜひ後輩たちにも応募してもらいたいです。

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図版:同期入社のKBDG高野さん(右)とイエローストーン国立公園にて

同期入社のKBDG高野さん(右)とイエローストーン国立公園にて

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