vol.83
60年,そしてこれからも
KAJIMA編集部

いつもご愛読ありがとうございます。「KAJIMA」は本号で60周年を迎えました。今回は,日頃お世話になっている月報制作関係者へ感謝の意も込めて,制作の一部始終を紹介します。
月報の形をつくっているのはデザイナーの饗場千秋さん。原稿を片手に悩みを抱えながら訪れる編集担当者の話に耳を傾け,「こんな感じにしたい!」という願いを叶えてくれる魔法使いのような方です。
原稿が入稿されると印刷会社から校正刷り(見本)が届きます。それを編集部で見直し,印刷会社に最終的な校正を伝えます。その作業を「色校戻し」といいます。
色校戻しから月報納品までは約10日間。その短期間に印刷会社では製版・刷版・印刷・製本・発送という工程をたどります。担当は凸版印刷です。短納期の中,編集部に寄り添ってご対応いただいています。
1959(昭和34)年11月の第1号発行以来,積み上げられてきた月報は723冊。その一冊一冊が多くの方々に支えられてきたことを胸に,これからも鹿島グループの「想い」を届ける使命を果たしていきます。