Photo:石島邦彦
平成27年度中防内5号線
橋りょうほか整備工事(東京都江東区)
東京港は海外からのコンテナ船が多数寄港する国際貿易港として,また国内主要港と定期航路で結ばれた国内拠点港として,首都圏の生活産業を支えている。
東京港内に位置する中央防波堤地区では,増加するコンテナ貨物量に対応するため新たなコンテナターミナルの整備が進むが,青海地区と中央防波堤地区を結ぶ路線は少なく,慢性的な交通渋滞が発生していた。
本工事では交通渋滞を緩和し,さらなる交通量の増大に対応するため,有明地区と中央防波堤地区をつなぐ新たな南北軸となる「東京港臨港道路南北線」の南側に接続する計6本の橋と道路の整備を行った。これにより東京港における多重性・代替性を確保し,国内経済の成長を促すことが期待される。
- 発注者:東京都港湾局
- 設計:鹿島・IHI異業種特定建設共同企業体
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規模:海の森大橋―鋼単純ニールセンローゼ橋 橋長249.5m 全幅員34.3m
臨海道路横断橋―鋼3径間連続鋼床版箱桁橋 橋長133.0m 全幅員27.0m
ランプ橋(東側)―2橋 ランプ橋(西側)―車道橋2橋 歩道橋2橋 -
工期:2015年10月~2019年11月
(東京土木支店JV施工)
Photo:石島邦彦