環境配慮型濁水処理凝集剤
「エコフレディ®」
環境に優しく、1剤で簡単・迅速に凝集処理できる
建設工事で発生する濁水は、凝集剤による凝集・沈殿処理方法が一般的に採用されています。近年、水域環境への配慮意識が高まっているため、環境負荷の少ない凝集剤の使用が求められつつあります。また、これまで最も多く使用されているPAC・高分子剤による凝集処理には、pH調整等の処理システムが複雑化し、より多くの労力が必要となっています。
そこで鹿島は、水域環境への負荷を低減し、濁水処理のpH調整工程を省くことのできる、天然鉱物ゼオライトを主成分とした粉末凝集剤「エコフレディ®」を開発しました。
※「エコフレディ」はフローリック、新日本工業の登録商標です。
特許登録済
NETIS HK220004-A

濁水のジャーテスト
- キーワード
- 濁水処理、凝集剤、環境配慮、ゼオライト、生物安全性評価
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エコフレディ®の特性
「エコフレディ」の主な原料は、シリカ含有天然鉱物ゼオライトや植物由来成分等を配合した粉末で、様々な分野の水処理に広範囲に使用でき、1剤投入するだけで、迅速な凝集効果を発揮します。また、従来のPAC・高分子剤を用いた凝集処理に比べ、pH調整等の作業がシンプルで簡易な作業工程で処理することができます。

環境配慮型凝集剤「エコフレディ®」

処理フローの比較
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濁水のジャーテスト(動画:32秒/音なし)
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特長・メリットココがポイント
凝集性能が優れている
- 海水・淡水を問わず、懸濁しているシルト粒子を凝集できる。
- pH4~12の広範囲の濁水を処理できる。
- フロックの形成が速くて大きく、沈降速度も速い。
- 濁水懸濁粒子がしっかりとしたフロックに形成され、長時間の攪拌でもフロックが崩壊しにくい。

既存凝集剤に比べてフロックサイズが大きい
周辺水域の生態や環境への影響が極めて小さい
- 主成分はシリカ含有天然鉱物ゼオライトや植物由来成分等のため、環境への影響が小さい。
- JIS K 0102ヒメダカ急性毒性試験における96時間暴露の半数致死濃度が10,000mg/ℓ以上と推測されたため、生態系への影響が小さい。
- 通常添加濃度の50倍以上の添加による淡水ヌマエビ・海水魚マダイの96時間暴露試験にも影響はなかったことを確認した(自社テスト)。

暴露試験に用いたマダイ稚魚
1剤で簡単処理、特殊な機器は必要なし
- 粉体投入機を用いて1剤を簡単に取扱うことができる。
- ノッチタンク、水中ポンプまたはコンプレッサー曝気による攪拌で凝集処理できる。
- 2,000NTU※濁水1m3に対して約200gのエコフレディ投入で凝集処理できる。
※濁度NTU:浮遊懸濁物質SS(mg/ℓ)の比は1:0.3~0.8

粉体投入機による現場濁水処理状況
学会論文発表実績
- 「環配慮型濁水処理凝集剤の開発」,土木学会,第75回年次学術講演会,2020年