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油汚染土壌浄化技術「気泡連行法」

微細気泡の連行浮上作用で土壌浄化

  • オンサイト
  • 高濃度
  • 短工期
  • 埋戻し可能

近年、高濃度の石油などで汚染された土壌の処理が問題になる事例が増えています。こうした土壌汚染が発生すると、土地開発事業に影響を及ぼしたり、社会問題や健康問題に発展する可能性があります。

「気泡運行法」は高濃度の油で汚染された土壌を、微細な気泡により油分のみを浮上分離して回収する技術で、短期間に大量の処理が可能です。さらに浄化後は、埋戻し土として再利用することができます。

平成13年度土木学会 環境賞
特許登録済

図版:土粒子に付着した油を浮上分離させる微細気泡

土粒子に付着した油を浮上分離させる微細気泡

キーワード
気泡連行、浮上分離、油含有土壌、オンサイト、高濃度、短工期、埋戻し可能

気泡連行法の原理

気泡連行法は、アルカリ溶液中の油汚染土壌に微細な気泡を作用させて、土粒子表面に付着した油を剥離、連行して浄化する方法です。原理としては、以下の効果によります。

  • アルカリ溶液による油の剥離促進効果
  • 微細気泡による油分の連行浮上効果

微細気泡発生方法としては、過酸化水素の自己分解作用、または機械的な方法があります。

また浄化フローに示すように、気泡連行法により浮上した油分は再利用が可能です。また油分を分離した浄化土も埋戻し土などへの再利用が可能です。それら分離に使用した洗浄液も再利用します。

気泡連行法は、重質油で高濃度に汚染された土壌にも対応できます。

図版:気泡連行法の原理

気泡連行法の原理

図版:気泡連行法浄化フロー

気泡連行法浄化フロー

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特長・メリットココがポイント

大型連続式処理プラントによる大量処理が可能

洗浄水の再利用や分割可能なプラントなどの特徴を生かし、大量の油汚染土壌を効率的に低コスト処理できる大型の連続式処理プラントを実現しています。

図版:連続式気泡連行処理プラント

連続式気泡連行処理プラント

連続処理プラントの特徴

  • 一時間当たり最大15m3の汚染土壌を処理できます。
  • 洗浄水は回収して再利用するため、薬品使用量及び排水発生量を低減できます。
  • 浄化土は浮上油と接触せずに浄化槽から排出できるため、浄化土の再汚染がありません。
  • 回収した油は再利用も可能です。
  • プラントは分割でき、通常のトラックで運搬可能です。

図版:浄化槽内部(左から排出槽、気泡連行槽×2)

浄化槽内部(左から排出槽、気泡連行槽×2)

適用実績

図版:油汚染土壌浄化技術「気泡連行法」

製油所、油槽所跡地等で多数の実績があります。

学会論文発表実績

  • 「気泡連行法による油汚染土の浄化技術について」,鹿島技術研究所年報,第45号,1997年12月
  • 「高濃度油汚染土の効果的な浄化方法について」,地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会,第5回講演集,1997年
  • 「連続式気泡連行装置による油汚染土浄化」,土木学会,第57回年次学術講演会概要集,2002年
  • 「微細気泡を用いた油汚染土の浄化技術」,土木学会論文集,No.776,2004年
  • 「気泡連行法;油汚染土壌浄化技術」,基礎工,2008年3月号

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