高耐久性踏切工事桁
「KCB工法®」
交通量の多い幹線道路における高耐久性踏切工事桁を実現
鉄道の踏切部の地下化工事において、交通量の多い幹線道路上に架設する踏切工事桁は、耐久性に問題がある場合がありました。
高耐久性踏切工事桁「KCB(Kajima・Continuing rail joint Block)工法」は、コンクリート製の連接軌道ブロックと鉄道工事桁を複合構造とすることで、交通量の多い踏切部でも優れた耐久性を確保する工法です。
また、2m間隔でレールを切断できる機能(格納ブロック)を配置したことにより、道路幅員が大きい道路でも小分割施工が可能となり、時間の制約がある夜間鉄道工事において工事の安全性を確保しました。
特許登録済


KCB工法

仮受け部詳細図

重ダンプ等の往来が激しい踏切部において、工事桁化を実施
- キーワード
- 鉄道、営業線、連続立体交差工事、鉄道地下化、鉄道工事桁、連接軌道ブロック、踏切、夜間施工
KCB工法の適用事例
交通量の多い川崎市の産業道路と京浜急行大師線の踏切部工事では、コンクリート製の連接軌道ブロックと工事桁を複合構造とすることで、耐久性を確保した工事桁を実現しました。また、時間の制約がある夜間鉄道工事において、レール撤去・復旧のサイクルタイムを短縮することでき、工事の安全性を確保しました。

KCB工法施工イメージ図

完成写真
特長・メリットココがポイント
コンクリート製の連接軌道ブロックと工事桁の複合構造を実現
コンクリート製の連接軌道ブロックを受桁間に設置した主桁で仮受けする構造とすることで、交通量の多い踏切での工事桁を可能としました。

主桁で仮受け
コンクリート製品を採用することで、高耐久性を確保
コンクリートブロックを採用することで耐久性が向上し、大型車両などが多く走る踏切においても、長期の使用が可能です。

コンクリートブロックの採用
最小2m単位でのレール切断工事が可能で、作業の効率化を実現
連接軌道ブロックの中央部に取り外し可能な格納ブロックを設置することで、レールの撤去・復旧延長を最小2mとすることができ、時間の制約がある夜間鉄道工事において、サイクルタイムを短縮することができます。

取り外し可能な格納ブロック
鉄道信号電流へ影響を与えずに工事が可能
連結軌道ブロックと工事桁との間に絶縁ゴムを設置することで、連接軌道ブロックの絶縁抵抗値を確保することができ、鉄道信号電流への影響が無いことを導通試験および実測定により証明しています。

絶縁ゴムの設置
適用実績

京浜急行大師線産業道路駅付近
連続立体交差
場所:神奈川県川崎市
KCB工法完了:2013年2月
発注者:京浜急行電鉄
規模:連接軌道ブロック21連