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高田専務が「日経クロステックEXPO2021」の基調講演に登壇

鹿島の高田専務土木管理本部副本部長が、10月14日、日経クロステックEXPO2021の基調講演にオンラインで登壇しました。

日経クロステックEXPO2021は、日経BP社が主催する、ゼロカーボノミクス時代、DX時代を勝ち抜く、ウィズコロナ時代に備えるべきデジタル技術とビジネスを体感できるオンライン展示会で、10月11日~22日の会期で開催されました。高田専務が登壇した基調講演は、10月14日、「建設現場を工場化する鹿島のDX戦略」をテーマに、日経クロステック・日経コンストラクション編集長の浅野祐一氏との対談形式で行われました。

高田専務は、基調講演の冒頭、鹿島が考える土木のビジョンムービー「土木をコードで書きかえろ。」を紹介し、インフラを自動運転でつくる「A4CSEL」のコンセプトをアピール。最大23台・4機種の自動化重機が連携して堤体打設を行う成瀬ダム堤体打設工事の様子を紹介しました。

「A4CSELでは、品質管理、工程のトレーサビリティが確実にできるため、機械の力で品質を担保することができる」と高田専務が述べると、浅野編集長は「従来の建設業では優秀な職人によってモノづくりの品質を向上させてきた。これは発想の転換であり、建設業に革新をもたらすものだ」と応じました。

また、A4CSELはダムにとどまらず、山岳トンネル、人が立ち入ることができない災害復旧現場、そして、遠隔操作と自動制御の協調により、月面での拠点建設まで視野に入れた開発が進んでいることを紹介しました。現場を工場化し建設現場に革新をもたらす「A4CSEL」により、土木の未来を変えていこうとする鹿島の今後のビジョンにも触れ、基調講演は幕を閉じました。

図版:A4CSELの自動化重機が堤体打設を行う成瀬ダム

A4CSELの自動化重機が堤体打設を行う成瀬ダム

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