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三笠ぽんべつダム 安全祈願祭

鹿島JVが施工を担当する「幾春別川総合開発事業の内、三笠ぽんべつダム堤体建設第1期工事」の安全祈願祭が、2023年4月7日、北海道三笠市の建設予定地内、堤体右岸上流側において行われました。式典には、発注者である国土交通省北海道開発局札幌開発建設部幾春別川ダム建設事業所・大吉所長他関係者が、鹿島から工事関係者らが参列しました。式典では、幾春別川ダム建設事業所・大吉所長、鹿島JV・上本所長ら関係者が玉串を奉奠し、今後の工事の安全を祈願しました。

図版:安全祈願祭の様子

安全祈願祭の様子

図版:施工者を代表して挨拶を行う鹿島JV・上本所長

施工者を代表して挨拶を行う鹿島JV・上本所長

幾春別川総合開発事業は、1957(昭和32)年に完成した桂沢ダムをかさ上げし貯水量が1.6倍となる「新桂沢ダム」(鹿島JVにより施工中)と、幾春別川の支川である奔別川に新設される「三笠ぽんべつダム」の2つのダムにより、洪水と渇水が頻発する流域の安全を守り、水を安定的に供給する事業です。三笠ぽんべつダムは、堤高53m、堤頂長173.5m、堤体積214,200m3の台形CSGダムです。堤体下部に常用洪水吐と排砂路が設けられており、通常時は水をそのまま流下させ、洪水時のみ水を貯留する「流水型ダム」です。流水型の台形CSGダムは日本初となります。

三笠ぽんべつダム堤体建設第1期工事の完成は2027年3月、ダム全体の完成は2030年の予定です。

図版:完成予想パース

完成予想パース(幾春別川ダム建設事業所提供)

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