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グリーンインフラ

地域と調和し、ESGへの取組みを推進

近隣に住宅が隣接する郊外の工場・研究施設を、購入した周辺の敷地と合わせて再整備して全面的にリニューアルするプロジェクトにおいて、グリーンインフラを活用して「地域との良好な関係」「健康と創造性に繋がる労働環境」の構築をお手伝いするケースです。
グリーンインフラの活用により、施設の維持管理コストを低減するとともに、従業員やその家族、そして地域との親和性が高い施設を実現することで、「運営面」でも、「経営面」でも良好な事業環境を整えることが可能になります。

Before

ご相談・お悩み

  • 周辺地域との調和を図りながら事業を計画通りに進めたい
  • 工場稼働によるコストを抑え、環境負荷低減を実現したい
  • 健康経営により従業員の満足度・生産性向上を図りたい
After

効果

  • 工事の段階から地域住民と良好な関係を築くことができ、計画通りに工場が稼働
  • 大規模な屋上緑化により、エネルギーコストは他施設と比較して
    低い
  • 生き物除草®により将来用地も含め、施設全体の緑地管理コストが安価に
  • 従業員のウェルネス向上により、欠勤率、離職率の大幅な引き下げに成功
  • 各種認証制度を取得し国際的に認知される施設に
  • ESG指数、健康経営銘柄など投資家からの評価、企業イメージが
    向上
図版:現地調査・エンジニアリング・施工の流れ

まず、計画地を含めた周辺の地史や文化、自然環境を調査。そして、重要なステークホルダーである地域住民、市民団体等へヒアリングを行うことで、地域のニーズ、そして事業計画にとっての周辺環境リスクを明らかにします。それらを踏まえ、グリーンインフラが持つ機能を活かした、従業員や地域に開かれた施設、緑地環境を整備します。

例えば、ハード面では地域とのつながりを促進するために住民が出入りできるように遊歩道を整備します。その遊歩道脇には、雨水の地下浸透を促進することでゲリラ豪雨や洪水の対策に繋がるレインガーデンを導入します。他にも、施設の屋上を緑化することで、建屋内外の温熱環境を改善して光熱費を抑えます。

また、ソフト面では従業員やその家族、地域住民が協働して緑化に取り組むK-Cowork緑化®を実施することで、地域との繋がりを作りつつ維持管理に掛かるコストを低減します。
加えて、ヒツジコウモリといった生き物を利用した緑地管理や害虫防除を行うことで、維持管理に掛かる人件費を抑えつつ、自然環境への負荷、施設環境の維持管理コストを低減することができます。なお、生き物を扱う特殊な維持管理業務は鹿島のグループ会社や協力会社が担当し、ソフト面の改善や見直し等については鹿島が施設のライフサイクルを通じて支援することが可能です。

こういった施設や緑地環境の整備と良好な維持管理は、従業員の福祉、労働環境の改善にも一定の効果が期待でき、施設全体の生産性の向上、ひいては従業員の満足度にも繋がります。

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