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グリーンインフラ

狛江版CSA(狛江市でのCSAモデル実証調査)

国土交通省と農林水産省が公募した「都市と緑・農が共生するまちづくりに関する調査」に、循環型まちづくりを見据えた農空間活用について狛江市とともに提案し、採択されたものです。市内の緑地・農地が持つ多様な機能を活用し、様々な都市課題を解決する取組みについて実証調査を行いました。

図版:直売所の裏に設置されたミミズコンポスト

直売所の裏に設置されたミミズコンポスト

図版:コーヒー滓を培地として生産したヒラタケ

コーヒー滓を培地として生産したヒラタケ

図版:公共施設におけるホップを使った緑のカーテン

公共施設におけるホップを使った緑のカーテン

図版:地域のホップを使ってできた狛江C.S.Ale(地ビール)

地域のホップを使ってできた狛江C.S.Ale(地ビール)

  • ミミズコンポストを導入することによって地域で発生する有機性廃棄物を堆肥化し、畑で野菜づくりに使うというリサイクルループを実現。
  • 農業従事者や小学校と連携し、市内の飲食店から回収したコーヒー滓(かす)でヒラタケを栽培。
  • 飲食店、公共施設、小学校においてホップ苗を使った緑化キットによる栽培を実施してもらい、市内各所に緑のカーテン(日除け)を作ると同時に収穫した毬花で地ビールを製造。

市内の様々な主体が関わり、付加価値のある生産物を作る過程で、ごみ削減、資源循環、緑陰形成、環境教育などを実現するCSA(Community Supported Agriculture:地域に支えられた農業)の実証調査を行い、自治体と連携して自立循環型のビジネスを含めたまちづくりを進めました。

主な効果

  • 水循環の改善
  • 廃棄物削減
  • 環境教育
  • コミュニティ形成
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性
改ページ

京都八百一本館

食卓から「日本の農業」を変えていきたいというお客様の想いをどのように実現するかが、最大のテーマでした。

図版:3F屋上に整備した農場

3F屋上に整備した農場

図版:同階レストランから農場を臨む

同階レストランから農場を臨む

図版:建物上空からの俯瞰

建物上空からの俯瞰

図版:農場を身近に感じられる

農場を身近に感じられる

野菜を中心に食関連の専門店が入る京都八百一本館3階屋上に、京都丹波の畑土を使った本格的な農場を整備しました。直射日光を遮ることで建物の高温化抑制や劣化低減といった効果の期待できる屋上緑化ですが、同階のレストランの目前に位置しており、来館されたお客様が季節の旬な野菜がどのように育てられているかを見ることができる、里山のような空間となっています。環境負荷低減効果だけでなく、都市住民が自然、農を身近に感じられる環境を提供することで、集客や農業振興といった付加価値を創出している先進的な事例です。

主な効果

  • 健康の増進
  • 水循環の改善
  • 環境教育
  • コミュニティ形成
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性
改ページ

戸塚区総合庁舎

駅前にある区政の中心施設の建設にあたり、地域のつながりづくり、屋上・壁面を含めた緑化の推進、区民への農業体験の提供、戸塚の原風景の再現が求められました。

図版:8F屋上に整備した農園と水田

8F屋上に整備した農園と水田

図版:小学生による田植えの様子

小学生による田植えの様子

図版:小学生による稲刈りの様子

小学生による稲刈りの様子

8階屋上に芝生広場、畑、ビオトープの他に、屋上水田を設け、計画地周辺に残る戸塚の原風景である谷戸(やと)と、そこで展開される農の営みを同時に再現。竣工後、近隣の小学生を対象に田植え、稲刈り、餅つき、注連縄作りなどを行う稲作体験講座も当社でコーディネートして実施しました。
屋上農園や屋上水田のポテンシャルを引き出すには、その空間に適した多様なプログラムが必要です。
屋上の未利用空間を地域交流、教育、健康、収益改善など付加価値創出に活用した事例です。

主な効果

  • 水循環の改善
  • 環境教育
  • コミュニティ形成
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性
改ページ

那須ちふりメガソーラー

広大な敷地に広がる太陽光発電施設において、除草にかかる労力削減に加え、 CO2削減や自然共生、廃棄物削減など、維持管理段階のさらなる環境負荷低減が求められました。

図版:ヒツジを放して除草

ヒツジを放して除草

図版:パネルは暑い日の日除けに

パネルは暑い日の日除けに

図版:パネル下もきれいに除草された様子

パネル下もきれいに除草された様子

那須ちふり湖カントリークラブ内にある太陽光発電施設「那須ちふりメガソーラー」では敷地内の除草に、ヒツジを放して雑草を食べさせる「生き物除草®」を活用しています。
刈払機で行っていた除草を「生き物除草®」に変更したモデルエリアでは化石燃料由来の二酸化炭素排出量ゼロ、刈草残渣ゼロを達成しています。また、同エリアの緑地管理に要するマンパワーは導入前と比較して、10分の1以下になっており、維持管理業務の合理化を実現しています。

主な効果

  • 廃棄物削減
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性
改ページ

新武蔵野クリーンセンター

清掃工場の整備にあたって、地域環境や社会環境との調和が求められました。

図版:施設外観(写真提供︓石黒写真研究所)

施設外観(写真提供:石黒写真研究所)

図版:小学生を対象にした参加型ワークショップの実施

小学生を対象にした
参加型ワークショップの実施

図版:屋上はらっぱ設置初期の様子

屋上はらっぱ®設置初期の様子

そこで、武蔵野市の生物相を保全しつつ、低炭素社会の実現、ごみの減量、資源リサイクルを市民が学べる環境学習の場として、地域の植生と日用の廃材を用いて整備する新しい屋上緑化「屋上はらっぱ®」を設置しました。設計段階では、ワークショップを行い、参加者から出されたアイデアを屋上はらっぱ®の設計に反映しました。整備段階では、地域で採取した表土やクリーンセンターに集められた伐採材や廃材などの有効利用を図りました。供用開始後は、生き物観察など環境学習の場としても利用されています。周辺の自然環境に配慮した施設づくりを目指した事例です。

主な効果

  • 水循環の改善
  • 廃棄物削減
  • 環境教育
  • コミュニティ形成
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性
改ページ

あてま高原リゾート ベルナティオ

豊かな自然に囲まれたリゾートホテルにおいて、利用者に快適な環境を提供しながら、自然環境への影響を抑える防虫方法を提案しました。

図版:バットディテクターを使った環境プログラム例

バットディテクターを使った
環境プログラム例

図版:敷地内の樹木に設置されたバットボックス

敷地内の樹木に設置された
バットボックス

図版:敷地内建物に設置されたバットボックス

敷地内建物に設置された
バットボックス

周辺環境に配慮して緑地管理を低農薬で行っているあてま高原リゾート ベルナティオでは、殺虫剤を使用しない蚊やブヨの防虫対策に取り組んでいます。そこで、繁殖期には一晩に自分の体重の半分の重さの虫を食べる「コウモリ」の営巣地や休憩地となるバットボックスを敷地内に複数設置しました。設置後、周辺では数種類のコウモリの飛来が確認されており、コウモリによる昆虫の捕食効果が期待されています。また、コウモリの生態についての講義や観察会など、ホテルに隣接する自然体験施設で実施可能な新たな環境プログラムも提供しました。

主な効果

  • 健康の増進
  • 環境教育
  • 生物多様性
改ページ

八重洲ブックセンター B-Beeプロジェクト

都心部の書店において、お客様との新しいコミュニケーションの創出、「集客」「販売促進」効果をもたらすブランディングが求められました。

図版:店頭でのマルシェにおける観察箱展示

店頭でのマルシェにおける観察箱展示

図版:屋上の巣箱の様子

屋上の巣箱の様子

図版:蜜源をたどる散策イベントの様子

蜜源をたどる散策イベントの様子

B-Beeプロジェクトは鹿島と八重洲ブックセンターが2013年から実施している、書店では初となる都市型養蜂(ミツバチプロジェクト)です。屋上でミツバチを飼育しながら、書籍(Book)、ミツバチ(Bee)、生物多様性(Biodiversity)をテーマとした環境イベントを定期的に開催し、ハチミツの販売、都市における人と自然の共生に関する情報発信と交流を行っています。
その地域でしか採れないハチミツを活用した「ブランディング」、都市型養蜂を行うことによる「地域交流」などを実現している事例です。

主な効果

  • 健康の増進
  • 水循環の改善
  • 環境教育
  • コミュニティ形成
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性

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