ひとことメッセージ

日向 大樹
建築構造グループ

Profile

入社年度:2014年
主な研究内容:鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造

建築

研究を通じて社会貢献

構造技術者として、建築物を支え、地震や台風などの自然災害に対して「安心・安全」な建物を実現するための研究・開発をしています。ゼネコンの研究開発では、生産性と構造性能を両立しなければなりません。新しいアイデアも、実際に形にしていくからこその課題にぶつかることも数多くあります。しかし、それらを解決して技術として確立し、実際の建物に適用されたときには、より一層の充実感を味わうことができると思います。

鹿島では、設計、現場との距離感が近く、互いに尊重し合い、技研と一緒に課題を解決していくという技術開発の土台が定着しています。技研の中でも、多分野において最先端の研究・開発が進行している中での業務は非常に刺激となります。時には海外案件の対応や、現地での実験などもあり、貴重な経験ができるところも魅力です。鹿島の技術研究所は、そんな経験を通じて社会貢献できる世界でも数少ない研究施設だと思います。

写真
弓野 沙織
建築環境グループ

Profile

入社年度:2016年
主な研究内容:室内外の熱・空気環境解析・評価

建築

誇りを持てる仕事

数値流体力学(CFD)を用いた室内外の環境シミュレーションや、熱・空気環境の測定技術を活かし、現場や設計部門の業務支援、技術開発などを行っています。

私の所属する建築環境グループは現場や設計との連携が強く、業務支援や他部署と共同の技術開発プロジェクトが多くあります。大変なことは多いですが、実際に建設に携わっている技術者たちと接する機会が多く、新たな給排気システム、設計支援ソフトの開発などを行う際にもニーズの把握・導入時のフィードバックがしやすく、研究所の技術が実務に役に立っていることを実感できます。

技術研究所では一人一人が各分野のスペシャリストであり、自分の意見を論理的に説明できれば、年齢や性別関係なく尊重されます。その分、実験のスケジューリングや装置作成など各々の研究員の自主性に任されるところが多いなど、責任は重いですが、自身の業務に誇りを持てる仕事です。

写真
笹岡 里衣
土質・地盤グループ

Profile

入社年度:2016年
主な研究内容:地盤工学、土質力学

土木

未知なる領域を自ら切り拓く快感

地盤専門のエンジニアとして、土に係わる研究開発や現場支援に従事しています。
世界でも有数な地震大国、日本。日本で生活する限り、地震に対する備えは不可欠ですが、「液状化」もそのひとつです。私は、巨大地震時の地盤挙動の定量的な評価に関する研究開発に取組んでいます。様々な実験から取得したデータを、解析などから多角的に分析することで評価方法を構築しています。
液状化に関する研究は、世界中の研究者によって取組まれていますが、まだまだ未知なことがたくさんあります。未知への挑戦は試行錯誤の連続です。この研究開発にかかわらず、技術研究所には各分野のスペシャリストが在籍しているので、様々なアドバイスや最先端の技術を用いながら開発を進めることができます。まさに、一丸となってよりよい技術を創造する機運が研究所全体にあります。

未知なる領域を自ら切り拓く快感、そして、社会インフラを支え、人々の生活を守る、というやりがいや誇りを一緒に感じませんか?

写真
篠原 智志
地球環境・バイオグループ

Profile

入社年度:2017年
主な研究内容:地盤環境、土壌地下水汚染、土質力学

環境

企業研究者ならではの醍醐味

地盤の中でも特に土壌・地下水汚染や最終処分場など地盤環境に関わる研究に従事しています。
「工場跡地を再開発したい」、「インフラを整備したい」という場合に、その土地の土壌や地下水の汚染が発覚することがあります。取られる対策としては、浄化・不溶化・封じ込めなど様々あり、私は実験や解析などによってこれらの対策の高効率化・高品質化を目指しています。
また、地盤環境の専門家は私が想像していた以上に希少な存在であるらしく、若手の頃から現場からの相談対応や施主への説明なども任されます。研究開発だけでなく、施主・現場双方が抱える問題に対して技術的なソリューションを考え、伝え、実行する力も養われます。チャンスがあればもちろん、研究成果を展開することもできます。

現場対応まで含め企業研究者ならではの醍醐味を味わい、自分のアイデアや行動が社会貢献につながっていく経験は、きっとあなたの財産になると思います。

写真
ラムサル ビカス
先端・メカトロニクスグループ

Profile

入社年度:2017年
主な研究内容:画像処理、コンピュータビジョン、
屋内自己位置認識

先端ICT

社会人として視野を拡げ勉強

情報生産工学を専攻し画像処理やコンピュータビジョン技術関連のテーマで博士号を取得、鹿島建設技術研究所に入社しました。入社したばかりの頃は、情報分野の私が建設業で貢献できる事はあまりないと考える部分もありましたが、先端・メカトロニクスグループのスマート生産開発チームに配属され、建設業向けのARアプリ、顔認識技術や屋内自己位置認識の研究に取り組んでいます。
鹿島建設では研究するだけではなく、新しいアイディアを考え、特許出願にもチャレンジしたり、得られた結果を実際の建設現場で実現する事ができます。研究成果を得るためには、国内や海外の研究所、大学や企業との共同研究開発なども行うことができ、色々な方と一緒に仕事をする事ができます。

鹿島建設では研究の面だけではなく社会人として、視野を拡げ勉強することができると感じています。それは、鹿島建設は多くの国に支店を持ち、海外出張や国際交流、海外の技術調査などにも貢献できるところです。上司や先輩の必要なサポートのおかげで充実した社会人生活を送ることができる場所だと思います。

ホーム > 技術とサービス > 鹿島技術研究所 > 学生の方へ > ひとことメッセージ

ページの先頭へ