2015年は,当社にとって大きな節目となった。6月に中村満義会長,押味至一社長の新経営体制が始動した。当社の社長交代は10年振り。12代目社長の誕生で,戦後9人目となる。
中村会長は就任にあたり,「これからの10年は,社会インフラ施設や電力エネルギー施設,そして都市の再開発など,21世紀にふさわしい国際都市づくりに向けて,様々な建設需要が旺盛に見込まれると期待している」と述べ,鹿島グループのさらなる成長に向け,押味社長とともに努力していくとした。
押味社長は,現場第一主義を徹底していくと決意を語り,「決心せよ!今日一日の無災害」,「ひとつひとつ心を込めた物づくり」というスローガンを全国の現場に掲げた。就任後,全国の現場を積極的にまわり,現場職員や作業員への激励を続けている。また,今期スタートした中期経営計画の初年度目標達成が重要であると強調。11月10日に発表した中間決算は,目標を大幅に上回り,順調な滑り出しとなった。
①,②4月号Kboard:社長交代を発表
③7月号特集:中期経営計画始動 現場力を軸とした経営戦略:大解剖 社長 押味至一を知る