東京建築支店 水沢幸子
鹿島建設山岳部は関東圏を主体として活動しています。昨年、東北支部へ異動した部員の発案により、今年は宮城県加美郡加美町の「薬莱山」(やくらいさん)での山歩きが計画されました。
当日は雲ひとつない晴天で、遠くからでもピラミッド形が目立ち、近づく私達をわくわくさせてくれました。麓にある温泉やハーブ園等が併設する「やくらいガーデン」には大勢の人たちが訪れ、東北の短い秋を戸外で楽しんでいました。
「薬莱山」は、山容が富士山に似ていることから「加美富士」とも呼ばれています。冬場はスキー場として活躍するためリフトが設置され、山肌は三角州のごとく緑の芝生が広がっていました。登り口には赤い大きな鳥居があり、よく見ると足元に「奉納:鹿島建設株式会社 昭和49年5月」の銘板が!!さっそく、月報を思い出しパチリ。山頂付近は少し色づいており、様々な願い事を叶えてくれるという姥神様が鎮座していました。