激動する経営環境や社会情勢にともない,ワークプレイスに求められる機能が戦略的,複合的になってきている。
個々のポテンシャルを発揮し,創造性を高め,環境配慮から災害対応までを可能にするオフィスづくりに取り組んできた鹿島。
今月の特集では,ワーカーの多様なアクティビティに対応し,空間/設え/マネジメントの複合的な視点から
サポートをつづける,当社の最先端・知的ワークプレイスを紹介する。
(上)デンカイノベーションセンター (下)GC R&Dセンター
Photo : エスエス東京 島尾 望
ワークプレイスを構成する空間/設え/マネジメント
従来,専門化され個別に考えられてきた要素を三位一体でとらえ,考えていくことが「場」の創造につながる
研究開発に携わるワーカーのアクティビティの例
ワーカーは個人で,あるいは社内外のさまざまな人とコラボレートしながら,ワークプレイス内で多様な動きをする。彼らの持つポテンシャルを最大限発揮できる環境を実現するには,シーンごとにふさわしい場所・環境・時間を,ワーカー自身が選択できる多様性を計画することが重要となる