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五ケ山ダムでコンクリート打設完了式 開催

福岡県で施工中の五ケ山ダム堤体建設工事の現場で、2016年1月13日、コンクリート打設完了式が行われ、発注者である福岡県や当社JVをはじめとする工事関係者が多数出席しました。

式では、福岡県五ケ山ダム建設事務所の西山所長の挨拶の後、現場の林健二所長の打設開始宣言を合図に最終コンクリートを積んだバケットが左岸側のバッチャープラントから運ばれ、最終打設箇所にコンクリートを投入。その後、参加者による万歳三唱で最終打設を祝いました。

五ケ山ダムは、福岡県筑紫郡那珂川町に建設中の重力式コンクリートダムで、合理化施工法である巡航RCD工法の更なる高速化施工に挑戦。標準工程では26か月だった打設期間を3か月短縮して、23か月で約93万m3のコンクリート打設を完了しました。打設完了にあたり林所長は「五ケ山ダムRCD委員会やダム技術センターの指導のもと巡航RCD工法を導入し、鹿島の保有技術であるコンクリート搬送装置・SP-TOMの導入とディストリビュータの活用により高速化施工を実現するとともに、建設機械の自動運転技術『A4CSEL』のフィールドとしても活用されました。これによりダム施工の更なる合理化や鹿島の技術の発展に貢献できたものと思います」と語っています。

コンクリート最終打設を記念して、段ボール製の組立キットを製作しました。

五ケ山ダムは今後、2016年から試験湛水を開始し、工期は2017年度末までの予定です。

(参考)
巡航RCD工法をさらに高速化する打設技術を開発別ウィンドウが開きます (2015年11月5日プレスリリース)

図版:コンクリート最終打設の様子

コンクリート最終打設の様子

図版:万歳三唱の様子(ドローンによる撮影)

万歳三唱の様子(ドローンによる撮影)

図版:工事関係者の記念撮影の様子

工事関係者の記念撮影の様子

図版:段ボール製の組立てキット

段ボール製の組立てキット

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