平成30年度土木学会賞受賞
平成30年度土木学会賞が決定し、2019年6月14日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントにおいて表彰式が行われました。鹿島関連の受賞は以下の通りです。
功績賞
田代 民治 代表取締役副社長執行役員
技術賞Ⅰグループ
- 大断面シールドトンネルにおける超近接・長距離掘進
~同時施工掘進技術実績
─阪神高速道路大和川線シールドトンネル工事─
- 福島第一原子力発電所陸側遮水壁における
世界最大級の凍土壁の造成と運用
- 地産骨材に対し実効性の高いASR抑制対策を用いた
鉄道高架橋の構築技術
(新潟駅高架化笹口工区)
- 複雑な函体構造と多様な交差物件を有する極めて大規模な
開削道路トンネル工事における、供用時期の確保に向けた取組み
(東京外環自動車道市川中工事)
- 都心ターミナル駅において極めて複雑かつ困難な
制約条件を克服した大規模線路切換
(列車を止めての46時間連続工事 ─JR渋谷駅改良 第1回線路切換─)
技術賞Ⅱグループ
- 五ケ山ダム建設事業
~生産性向上を目指したダム建設に最新土木技術で挑む~
- 石狩湾新港発電所1号機新設工事
(新技術の導入による積雪寒冷地における
工程の制約の克服と環境負荷低減の実現)
- 東京外かく環状道路
三郷南IC~高谷JCT間の整備事業
環境賞Ⅰグループ
帯電ミストによる新発想の浮遊粉塵除去システム
「マイクロECミスト」の開発と実用化
環境賞Ⅱグループ
廃棄物を完全資源化利用
~焼酎粕リサイクルプラントの建設と運転
(霧島酒造志比田第二増設工事)
田中賞 作品部門(改築)
宮益架道橋架替(埼京上り線)
田中賞 作品部門(技術)
平板型UFC床版を用いた床版取替え技術
(阪神高速道路15号堺線玉出入路)
技術開発賞
ICTを活用した山岳トンネルの地質評価技術
(スマート切羽ウォッチャー)の開発
国際活動奨励賞
稲葉 洋介 海外土木事業部 台湾大安シールドJV工事事務所 副所長
技術功労賞
鎌城 隆 関東支店 中央新幹線南アルプストンネル(長野工区)工事事務所 所長
施工・検査
※所属・役職は受賞当時