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小石原川ダム 堤体天端到達式

2019年7月11日、鹿島JVが福岡県朝倉市と東峰村で施工を進めている小石原川ダム本体建設工事において、堤体コア部の盛立作業が完了し、堤体天端到達式が現地で行われました。式典には発注者の独立行政法人水資源機構の関係者や工事関係者ら約600人が出席しました。式典では、施工者を代表して鹿島JV・山脇所長が挨拶を述べ、続いて、発注者を代表して水資源機構朝倉総合事業所・染谷所長より祝辞を頂きました。続いて、堤体天端到達最終盛立が行われ、コア部の最後の盛立材が合図によりブルドーザと振動ローラで敷き均されると、会場は盛大な拍手に包まれました。おしまいに鹿島JV・松本副所長の発声で万歳三唱が行われ、盛立の完了を祝いました。

小石原川ダムは、福岡県朝倉市を流れる筑後川水系小石原川上流に建設されるロックフィルダムで、鹿島JVが2016年4月から本体建設工事を行ってきました。規模は、堤高139m、堤頂長約550m、堤体積約870万m3、総貯水容量は約4,000万トン。本工事では、建設機械の自動化による次世代の建設生産システム「A4CSEL®」の自動化重機を用いて、初めて本格的にコア一層分の堤体盛立作業を行いました。工事期間中、2017年7月に九州北部豪雨、2018年7月に西日本豪雨と2度の大きな自然災害に見舞われながら、盛立期間20.6か月というスピード施工で堤体コア部の盛立が無事完了しました。

今後は試験湛水を経て、2020年3月の工事完成を目指します。

図版:施工者を代表して挨拶を述べる鹿島JV山脇所長

施工者を代表して挨拶を述べる鹿島JV山脇所長

図版:合図によりブルドーザと振動ローラが最終盛立材を敷き均した

合図によりブルドーザと振動ローラが最終盛立材を敷き均した

図版:万歳三唱の様子

万歳三唱の様子

図版:最終盛立が終わった天端での記念撮影の様子

最終盛立が終わった天端での記念撮影の様子

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