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鹿島の土木技術 Topics

安比地熱発電所 安全祈願祭

鹿島JVが岩手県八幡平市八幡平山国有林内で施工を担当する「安比地熱発電所建設工事」の安全祈願祭が、9月6日、八幡平市安比高原で行われました。

式典には発注者である安比地熱株式会社・有木社長をはじめ事業関係者、来賓として八幡平市・田村市長らが出席、鹿島からは石川副社長はじめ、工事関係者が出席しました。神事では、事業者らの斎鍬に続き、施工者を代表して石川副社長らが斎鋤を行いました。続いて関係者が玉串を奉奠し工事の安全を祈願しました。

図版:安全祈願祭の様子

安全祈願祭の様子

図版:施工者を代表して斎鋤を行う石川副社長(右側)

施工者を代表して斎鋤を行う石川副社長(右側)

地熱発電はマグマで熱せられた地熱貯留層から噴出する二相流体(蒸気と熱水の混合)を気水分離器で蒸気と熱水に分離された蒸気により、タービンを回し発電する再生可能エネルギーで、風力発電や太陽光発電に比べ、天候や季節に左右されにくく、1年を通じて安定的に発電できる自然エネルギーとして注目されています。

安比地熱発電所は、岩手県八幡平市の国有林内の敷地面積18ha内に建設され、シングルフラッシュ復水型の発電方式で、出力は1万4900kWとなります。発注者である安比地熱株式会社は2015年に設立され、三菱マテリアル、三菱ガス化学、電源開発の3社が株主です。

鹿島は安比地熱発電所建設工事で、土木建築工事をJVで担当し、工期は2019年8月から2023年9月まで。12月から4月までは積雪で工事ができない厳しい環境の中、今後は伐採工事、基地エリア造成工事、進入路造成工事、発電所建屋工事などを行います。営業運転開始は2024年4月の予定となっています。

図版:完成予想パース

完成予想パース

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