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鹿島サマースクール2019~本物の建設現場を見に行こう~ 開催

今年も全国の土木・建築現場19か所において、「鹿島サマースクール2019~本物の建設現場を見に行こう~」が開催されました。サマースクールは、普段立ち入ることができない仮囲いの中の工事現場を、小中学生を対象に公開し、建設業への理解促進を目的に2017年から開催しているものです。土木では、高速道路および鉄道等の工事現場で開催し、夏休み期間中(7月26日~8月27日)、全国で延べ417名が鹿島の現場を見学しました。

7月30日に行われた阪神高速常磐工区開削トンネル工事(大阪府堺市)で行われたサマースクールには、小中学生20名が参加しました。会議室では、現場作業員の新規入場者教育で活躍しているロボットのPepper「援(たすけ)くん」が、現場見学に際しての注意事項などを身振り手振り交えて説明すると、参加者から歓声が上がりました。現場見学では、開削工法で構築した地下30mの高速道路の中を歩き、隣接するシールドトンネル内では道路下部空間へ避難するすべり台を体験しました。また、建設業で今後の課題となる働き方改革として、「未来の働き方」を小中学生に提案してもらうなどの試みを行いました。

図版:会議室でPepper「援(たすけ)くん」が現場見学に際しての注意事項を説明した

会議室でPepper「援(たすけ)くん」が現場見学に際しての注意事項を説明した

図版:完成した地上と地下をつなぐランプ部での記念撮影の様子

完成した地上と地下をつなぐランプ部での記念撮影の様子

また、8月8日、西鉄雑餉隈(ざっしょのくま)駅付近連続立体交差工事(福岡市博多区)の現場では、小中学生2名がサマースクールに参加しました。会議室で工事概要、今日の作業状況の説明を受けたのち、現場を見学。初めて体験する工事用の仮設階段で施工中の高架橋に上り、日ごろ目にすることのない上空からの景色に歓声を上げていました。参加した中学生からは「もともとは『ただ大変そう』というイメージしかなかったが、楽しめる職業だとわかった」等の感想が聞かれました。

図版:説明を聞きながら高架化工事が進む現場を熱心に見学

説明を聞きながら高架化工事が進む現場を熱心に見学

図版:高架上からの景色に歓声が上がった

高架上からの景色に歓声が上がった

いずれの現場でも、日ごろ目にすることのない工事現場や建設重機を前に参加者は目を輝かせ、建設業への理解を深めた夏の思い出深い1日になったようでした。

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