ホーム > 技術とサービス > 土木技術 > Topics > 成瀬ダム コンクリート初打設式

鹿島の土木技術 Topics

成瀬ダム コンクリート初打設式

2019年10月15日、鹿島JVが秋田県東成瀬村で施工を進めている「成瀬ダム堤体打設工事」の初打設式が、ダムサイトにおいて行われました。

式典には発注者である国土交通省東北地方整備局の関係者をはじめ、来賓として東成瀬村・佐々木村長、東成瀬村村議会・富田議長、また、鹿島からは東北支店・田口土木部長他工事関係者が多数出席しました。式典に先立ち、台風19号の犠牲者に黙祷を捧げました。続いて神事が行われ、国土交通省東北地方整備局成瀬ダム工事事務所・村山所長、鹿島JV・奈須野所長らが玉串を奉奠しました。その後、初打設セレモニーが行われ、国土交通省東北地方整備局成瀬ダム工事事務所・黒沼工事課長からの「打設開始指示」を受けて、堤体JV・松本副所長の「打設開始合図」でコンクリートがバケットから上流側の止水コンクリート部に投入されると、盛大な拍手が沸き起こりました。そのあと、村山所長と佐々木村長、堤体JV・奈須野所長と原石山採取JV・池田所長の4名が固い握手を交わし、初打設の成功を祝うと共に今後の工事の安全を誓いました。

図版:神事にて玉串を奉奠する奈須野所長

神事にて玉串を奉奠する奈須野所長

図版:打設開始合図を行う松本副所長

打設開始合図を行う松本副所長

図版:バケットからコンクリートが投入された

バケットからコンクリートが投入された

図版:がっちりと握手を交わす左から池田所長、佐々木村長、村山所長、奈須野所長

がっちりと握手を交わす左から池田所長、佐々木村長、村山所長、奈須野所長

改ページ

成瀬ダムは、秋田県の雄物川水系成瀬川に建設される台形CSGダムです。堤頂長755.0m、堤高114.5m、堤体積485万m3、総貯水容量7,850万m3を誇り、台形CSGダムとしては国内最大規模となります。成瀬ダムでは、五ケ山ダム、大分川ダム、小石原川ダムで順次適用機種を増やしてきた、建設機械の自動化による建設生産システム「A4CSEL®」を20数台規模で採用し、2020年度から本格的にCSG打設を行う予定で、ダム現場の工場化を推進します。

工事は基礎掘削工事が完了し、今後はいよいよコンクリート打設、そして来春からCSG盛立が本格的に行われます。竣工は2024年度の予定です。

図版:現場全景

現場全景

ホーム > 技術とサービス > 土木技術 > Topics > 成瀬ダム コンクリート初打設式

ページの先頭へ