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国際トンネル協会ITAトンネルアワード2025を受賞

鹿島が開発した山岳トンネルの自動化施工システム「A4CSEL for Tunnel」のうち、「エレクタ付き2ノズル自動吹付け機」が、ITAトンネルアワード2025(Product/Equipment Innovation of the Year部門)を受賞。2025年10月1日、セルビアの首都ベオグラードのSava Centerで開催された国際トンネル協会(ITA)主催のITAトンネルアワードにおいて、表彰されました。

図版:ベオグラードのSava Centerで行われた表彰式

ベオグラードのSava Centerで行われた表彰式

国際トンネル協会(ITA : International Tunnelling and Underground Space Association)は、トンネル技術の発展と地下空間の利用を促進することを目的として1974年に設立された国際的な組織で、現在、81の加盟国で構成されています。

今年で11回目を迎えるITAトンネルアワードは、トンネル技術に関する革新的なプロジェクト等が表彰されるもので、22か国、58件の応募の中から7部門のファイナリストが選定されました。最終プレゼンテーションの後、21名の審査員の投票の結果「エレクタ付き2ノズル自動吹付け機」は、製品/機械の革新的な開発部門で銅賞を受賞。山岳トンネルにおけるコンクリートの自動吹付けと支保工の建込みガイダンスの2つの機能を搭載した本機の導入により、吹付けコンクリートの品質と生産性・安全性が飛躍的に向上したとして高く評価されました。

発表当日は、ファイナリストとして、鹿島から技術者2名が登壇。事前に提出していたプレゼンテーション動画による説明と質疑応答の後、審査結果を待ちました。その結果、見事、本賞を受賞。表彰式では、ブロンズ像と賞状が授与されました。

図版:壇上で行われた質疑応答の様子

壇上で行われた質疑応答の様子

図版:エレクタ付き2ノズル自動吹付け機

エレクタ付き2ノズル自動吹付け機

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図版:関係者による記念撮影(右から、土木管理本部・青柳統括技師長、技術研究所・犬塚主任研究員、技術研究所・岩野上席研究員)

関係者による記念撮影(右から、土木管理本部・青柳統括技師長、技術研究所・犬塚主任研究員、技術研究所・岩野上席研究員)

図版:授与されたブロンズ像と賞状

授与されたブロンズ像と賞状

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