実験施設
防災・施工
実際の火災時の状況を想定し、試験体を高温で加熱すると同時に荷重をかける実験装置を数種類備えています。コンクリートをはじめとする各種材料の性状から実大規模の構造部材の耐火性能まで、防災に関わる新技術の確立に欠かせない実験設備です。
多目的耐火試験炉
実際の火災を想定して加熱し、
各種部材(柱、梁、床)の耐火性能を実大規模で試験
壁専用耐火試験炉
加熱と同時に荷重を与え、火災時における実構造物の状況を再現
発熱性評価試験装置
コーンカロリメーター
建築材料の燃焼による酸素消費量を測定し、
発熱速度や総発熱量を算出
コンクリート高温圧縮試験装置
載荷しながら加熱し、コンクリートの高温特性を把握
実験映像
多目的耐火試験炉
耐火集成材「FRウッド梁」の加熱試験の様子。耐火集成材を耐火炉の中で加熱、ISO加熱曲線に従い、1時間で945℃まで昇温する加熱試験