関西支店 深谷勇祐
大阪・難波でホテルの施工を進めています。写真は,職長会で撮影した一コマです。
ここは,新歌舞伎座があった場所。ホテルの低層部は,新歌舞伎座のファサードや屋根が復元されます。現場の仮囲いのお知らせ看板の前を通る人々からは,完成を待ち望む声が聞こえ,長年にわたり市民に親しまれてきた建物だと実感できます。
かつて高い技量を持つ職人には,鹿島組の半纏が配られたと聞き,施主であるベルコさんのキャラクターや組印入りの鹿のキャラクターなどが入ったジャンパーをつくりました。デザインしたのは,職長会のメンバー。市民や施主の期待を背負っていることを現場の職人も肌で感じており,歌舞伎風の定式幕模様を配したジャンパーとなりました。
大阪ミナミの新たなランドマークの無事完成に向けて邁進していきます。