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鹿島の調達・外注方針

基本的な方針

当社の外注方針は、要約すれば以下の2点です。

  1. 企業間の公正な競争原理を徹底し、施工コストの一層の低減を図る。
    当社が適正な利益を確保するためには、これまで以上に施工コストを低減していかなければなりません。
    よって、当社と一緒になってコストダウンへの意欲を示し、良いもの・良いサービスを安く提供していただける企業に仕事をお願いいたします。
  2. 高い施工能力を有する企業との連帯のもと、生産体制の維持・充実を図る。
    当社が建設会社として存続していくには、生産体制を維持・充実し続けなければなりませんが、これには協力会社の皆様との連携が不可欠です。
    よって、期待する企業、優良な企業等、高い施工能力を有する企業に対し、具体的な措置を実施いたします。

期待する企業像

協力会社の皆様と当社とは、売り手(受注者)と買い手(発注者)の関係にあるビジネスパートナーであることから、当社は、協力会社の皆様に対し、工事下請負契約に基づく責任を完遂する実力があることを期待します。

買い手の立場に立てば、期待する企業、あるいは優良な企業とは、独立した企業として次の要件を具備していることです。

  1. 請け負った工事の品質・コスト・工期・安全・環境を契約どおり自主管理できる。
  2. 固有技術を保有し、技術の改善及び開発等に積極的であろう。
  3. 優秀な技術・技能者を有し、教育訓練が充実している。
  4. 安定した経営基盤を有し、経営の合理化に努力している。なお、後継者を育成していることが望ましい。
  5. 計画的な自主営業を行う能力がある。

実施する施策

第一には、前述の外注方針に則り、期待する企業や優良な企業との取引を実行していくため、施工面・経営面や貢献度等の客観的情報を整備し、発注に先立ち、これらの結果を考慮した企業選定を行ってまいります。

そのためには、公正かつ透明さが求められることから、全ての建設現場において各企業の施工結果を評価するとともに、外部機関からの各種情報を入手した上で、当社独自の評価制度を確立、運用いたします。

なお、発注にあたっては、全業種を対象に、要求品質(工期や安全を含む)を満足し、かつ最低価格を提示した企業を優先します。

第二の施策としては、当社が期待する企業または優良な企業に対し、自助努力を前提としつつ次の施策を推進してまいります。(支店、土建により、運用は一部異なる場合があります。)

  1. 定期的に店社を訪問して経営者との面談を行い、直接、実情及び意見を伺う。
  2. 評価結果の一部を当該企業に公表し、経営にあたっての参考情報を提供する。
  3. 工事への貢献度の高い職長等に対し、一定額の報奨金を支給する。
  4. 経営幹部や社員、職長・技能者を対象とした効果的な教育訓練の機会を提供する。
  5. 改善活動を積極的に促進するとともに、VE提案に対しては効果に見合うインセンティブを設定する。

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