芝浦・森ヶ崎水再生センター間連絡管整備事業 シールド機発進式
2016年12月5日、東京都大田区で施工が進む東京都芝浦水再生センター・森ヶ崎水再生センター間連絡管建設工事その2のシールド機発進式が、大井ふ頭中央海浜公園内の発進立坑にて執り行われました。式典には鹿島から東京土木支店坂東支店次長をはじめ、工事関係者が多数出席しました。神事では、シールド機発進の儀において、発注者である日本下水道事業団 関東・北陸総合事務所板屋所長と、施工者を代表して坂東支店次長がシールド機始動のメインスイッチを押すと、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。続いて、坂東支店次長らが玉串を奉奠し、今後のシールド工事の安全を祈願しました。
本整備事業は、東京都芝浦水再生センターと東京都森ヶ崎水再生センターを管渠で結ぶことにより両センターの水処理能力を相互補完するとともに、地震時における水処理・汚泥処理のバックアップ機能の確保を目的とするもので、全長8kmの管渠建設が計画されています。そのうち本工事では、森ヶ崎側2.3kmを、マシン外径6.75mの泥水式シールドで施工します。京浜運河の直下を進む土被り48m~59mと大深度での施工となります。工事完成は2018年度中の予定です。