「CO2-SUICOM®」が
第13回エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞
鹿島が中国電力、デンカと開発したCO2排出量をゼロ以下にできる環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM」が、第13回エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞し、2016年12月8日、東京ビッグサイトにおいて開催されたエコプロ2016の会場内で表彰式が行われました。表彰式では、受賞企業の中国電力、鹿島、デンカ、ランデスの4社を代表して高田常務執行役員が表彰状を授与されました。
エコプロダクツ大賞は、環境負荷低減に配慮した優れた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰するもので、エコプロダクツのさらなる普及を目的に2004年に創設されたものです。「CO2-SUICOM」は、コンクリートに大量のCO2を吸収・貯留することができる環境にやさしいコンクリートです。CO2を吸収することでコンクリートを硬化させる特殊混和材を使用することにより、セメント使用量を削減するとともに、火力発電所等から排出されるCO2を吸収させることで、製造時のCO2排出量を実質ゼロ以下にすることが可能です。審査員からもこの点が高く評価され、今回の受賞に至ったものです。
表彰状を受け取る高田常務執行役員(左)
関係者らの記念写真
太陽光パネルの基礎ブロックをCO2-SUICOMにより製造した例