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新東名高速道路 河内川橋工事 安全祈願祭

2017年11月15日、鹿島JVが施工を担当する新東名高速道路 河内川橋工事の安全祈願祭が、神奈川県足柄上郡山北町の河内川ふれあいビレッジ敷地内にて開催され、工事関係者ら約100名が参加しました。

神事では、鍬入の儀を発注者である中日本高速道路東京支社秦野工事事務所長浜所長と山北町の湯川町長が、鋤入の儀を鹿島の坂本常務と大成建設の大嶋常務が執り行いました。続いて坂本常務ら関係者が玉串を奉奠し、今後本格的に行われる工事の安全を祈願しました。続いて行われた直会では施工者を代表して坂本常務が挨拶を行い、河内川橋JV工事事務所の佐藤忠宏所長の中締めにより盛会の中終了しました。

河内川橋(仮称)は、新東名高速道路の伊勢原・御殿場間に建設される、橋長771m、中央径間220mの規模を誇る河内川を横断する長大アーチ橋です。橋面の高さは河床から120m、構造形式はアーチ橋の中でも珍しい「バランスドアーチ橋」が採用されました。13基の大口径深礎杭と橋脚等を施工する下部工工事と、トラスカンチレバー工法によりアーチリブの張出し施工を行う上部工工事を上下線一括して行います。高低差の激しい急斜面での施工となるため、右岸には工事用のトンネルを、左岸にはインクラインを設置して資機材搬入ルートを確保。工期短縮と環境負荷低減を図ります。

この大規模プロジェクトを指揮する佐藤所長は「極めて難工事であるが、安全第一で、後世に残る立派な橋を発注者と地元の方々へご提供したい。」と今後の工事の抱負を語っています。新東名高速道路のシンボルとなり、また、山北町のランドマークとなる河内川橋の工事がいよいよ本格的に始まります。

図版:鋤入の儀を行う鹿島・坂本常務(写真奥)と大成建設・大嶋常務

鋤入の儀を行う鹿島・坂本常務(写真奥)と大成建設・大嶋常務

図版:直会で施工者を代表して挨拶を行う坂本常務

直会で施工者を代表して挨拶を行う坂本常務

図版:河内川橋の施工場所。国立公園に指定されている自然豊かな丹沢山地に位置する

河内川橋の施工場所。国立公園に指定されている自然豊かな丹沢山地に位置する

図版:河内川橋の完成予想パース。河内川に雄大なアーチが架かる

河内川橋の完成予想パース。河内川に雄大なアーチが架かる

改ページ

【工事概要】

工事名:
新東名高速道路 河内川橋工事
工事場所:
神奈川県足柄上郡山北町川西
発注者:
中日本高速道路
工事諸元:
鋼・コンクリート複合アーチ橋 2連(上り線771.0m、下り線692.0m)
PRCポータルラーメン橋 1連(下り線22.5m)
橋脚13基、橋台6基
工期:
2016年8月~2022年3月

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