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唐丹第3トンネル完成式 開催

2017年12月5日、唐丹第3トンネルの完成式が行われ、発注者である国土交通省東北地方整備局南三陸国道事務所の関係者や、鹿島をはじめとする工事関係者、また、地元の方々など約70名が参列しました。

トンネルの終点側坑口付近で行われた式典では、冒頭、釜石市立平田幼稚園の園児16名による虎舞が披露されました。続いて、発注者である国土交通省東北地方整備局南三陸国道事務所・金ヶ瀬所長の挨拶に続き、来賓の釜石市・野田市長が祝辞を述べられました。完成披露では、関係者ら18名が合図とともに除幕を行うと、終点坑口から光が差し込み、大きな拍手と歓声に包まれました。最後に、施工者を代表して鹿島東北支店品川副支店長が挨拶を述べ、復興道路である唐丹第3トンネルの完成を祝いました。

唐丹第3トンネル工事は、東日本大震災からの復興のリーディングプロジェクトである三陸沿岸自動車道吉浜釜石道路約14kmのうち3,023mの長大トンネルと釜石南IC(仮称)を構築する工事です。トンネル工事は、起点側からの方押し施工となりましたが、施工の合理化や機械の最適配置等の工夫により高速掘進を実現。国内最高月進記録となる270mを達成しました。本トンネルの完成により国土交通省南三陸国道事務所が手掛ける17か所のトンネル整備が完了したことになり、更なる復興に向けて大動脈の開通に期待が高まります。

図版:近隣の平田幼稚園の園児らによる伝統芸能「虎舞」の披露

近隣の平田幼稚園の園児らによる伝統芸能「虎舞」の披露

図版:関係者が除幕を行うと坑口からトンネル内に光が差し込んだ

関係者が除幕を行うと坑口からトンネル内に光が差し込んだ

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