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国道45号白井地区道路工事 白井トンネル貫通式

2018年10月23日、岩手県下閉伊郡普代村において鹿島が施工を進めている、国道45号白井地区道路工事のうちの白井トンネルの貫通式が、現地にて行われました。

式典には、来賓として普代村・柾屋伸夫村長、野田村・小田祐士村長を始め、発注者である国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所・田中誠柳所長、また、工事関係者が多数出席し、約120名が参列しました。式典では、貫通点清めの儀に続き、関係者12名による貫通点通り初めの儀が行われ、会場は大きな拍手に包まれました。続いて来賓の祝辞、発注者である国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所・田中所長からの挨拶が行われ、施工者を代表して鹿島東北支店・品川敬副支店長が挨拶を述べました。さらに、樽神輿の行進、鏡開きの儀、乾杯と続き、最後は野田村議会・貮又正人議長の発声で万歳三唱が行われ、白井トンネルの無事貫通を祝いました。

白井トンネルは、国道45号白井地区道路工事の一部として施工されている全長2,058mのトンネルです。国道45号白井地区道路工事は、震災復興のリーディングプロジェクトとして整備が進む三陸沿岸道路・野田久慈道路(約25km)の一部となるもので、岩手県北部の普代村から野田村、久慈市までの南北19kmの5か所で、野田IC橋下部工および野田IC、普代北IC、力持高架橋下部工、宇部地区道路改良工事などを行っています。そのうち、白井トンネルは延長2,058m、内空断面積93m2のトンネルで、日本に1台しかない4ブームフルオートジャンボを用いて高速掘進を行い、2年2か月で無事貫通を迎えました。

白井トンネルでは今後、インバート工事等が行われます。国道45号白井地区道路工事全体の竣工は2019年3月の予定です。

図版:発破スイッチを押す関係者

発破スイッチを押す関係者

図版:貫通点通り初めの儀

貫通点通り初めの儀

図版:樽神輿の行進で貫通を祝った

樽神輿の行進で貫通を祝った

図版:万歳三唱の様子

万歳三唱の様子

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