岩盤力学に関する国際シンポジウム「ARMS10」で
技研・戸邉主任研究員が優秀論文賞受賞
2018年10月29日~11月3日にシンガポールのサンテック・シンガポール国際会議展示場で開催された、岩盤力学に関する国際シンポジウム「ARMS10」において、鹿島・技術研究所 岩盤・地下水グループの戸邉勇人主任研究員が発表した「トンネル切羽の割目分布・間隔を計測するための高速画像解析法」が優秀論文賞に選ばれました。
「ARMS10(10th Asian Rock Mechanics Symposium)」は、国際岩の力学会(International Society for Rock Mechanics)が主催する岩盤に関する国際的なシンポジウムで、アジアにおいて最も権威あるシンポジウムです。戸邉主任研究員は、ポスター発表(一般の部)でトンネル切羽写真の画像解析に関する基礎理論についての発表を行いました。
受賞論文名は「A Rapid Image Analyzing Method for Determining Crack Distribution and Interval on Tunnel Faces」。鹿島が開発した最先端山岳トンネル技術が世界的に認められ、各国から集まった技術者からも注目を集めていました。
ポスターにて説明をする戸邉主任研究員
表彰式の様子(左から4番目が戸邉主任研究員)
(参考)
山岳トンネル工事におけるリアルタイム地質評価システム「スマート切羽ウォッチャー」 (2018年5月14日プレスリリース)